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「Ryple」が1.4億円調達 BtoBマーケティング・営業・カスタマーサクセス支援サービス「Ryple Survey for Salesforce」をリリース

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2023年4月10日、Ryple株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、BtoBマーケティング・営業・カスタマーサクセス支援サービス「Ryple Survey for Salesforce」をリリースしたことも併せて発表しました。

「Ryple Survey for Salesforce」は、Salesforceの顧客データと連携し、企業や個人単位の定性情報を自動的にデータベース化し、その他定量データと組み合わせ、正確な顧客理解を実現するサービスです。これにより顧客接点を持つ部門の的確なアクションにつなげる一連のプロセスを支援します。

今後、ChatGPTなどのAIを用いた機能を実装し、従来のアプローチで見逃されがちな定性的な顧客のニーズなどを捉えることができるプロダクトを目指します。

今回の資金は、「Ryple Survey for Salesforce」の開発、マーケティング・セールス・カスタマーサクセスの強化に充当する予定です。


企業の売上を伸ばすには、顧客のニーズに応じたプロダクト・サービスを提供し続ける必要があります。

そして顧客ニーズを捉えるには顧客理解が重要となります。

顧客理解とは、対象の顧客の思考・ニーズ・周辺環境など、顧客に関する幅広いことを理解することです。

一方で、顧客理解において理解しなくてはならないことには、数値としてあらわすことができる定量情報だけでなく、「商品の何が気に入ったのか」「どうしてこの組み合わせで購入したのか」といった数値であらわすことが難しい定性情報もあります。

とくに顧客自身も認識できていないニーズである潜在ニーズは、企業において新規プロダクトの開発や、プロダクトの改善、顧客満足度の向上、新規顧客獲得などのために非常に重要な要素となりますが、企業としてはこの潜在ニーズを汲み取るのは至難の業です。

そのため、「Ryple Survey for Salesforce」のように、定性情報を効率的に収集し、その後のアプローチにつなげることを支援するサービスを活用することが重要です。

顧客満足度の向上や顧客理解が重要視されている中、営業・カスタマーサポートの重要性がさらに高まっています。質の高い営業・カスタマーサポートを提供し、データの収集・活用を実現するには専用のツールやシステムの導入が有効です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、業務を効率化・最大化させるためのシステムの導入について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Ryple Ryple Survey for Salesforce Salesforce カスタマーサクセス サーベイ マーケティング 営業 定性情報 株式会社 資金調達 顧客接点 顧客理解
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