創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月23日帝国データバンク「2023年度の雇用動向に関する企業の意識調査」 2023年度の正社員の採用予定がある企業は63.%

2023年3月20日、株式会社帝国データバンクは、「2023年度の雇用動向に関する企業の意識調査」について発表しました。
調査結果
・2023年度において正社員の採用予定がある企業は63.0%(前年度62.2%、2年連続上昇)
・非正社員の採用予定は47.3%で前年から1.0ポイント上昇
・職種では販売・営業職が4割超、求める職種も業種で多様化
概要
調査期間:2023年2月14日~2月28日(インターネット調査)。なお、雇用動向に関する調査は2005年2月以降、毎年実施し、今回で19回目
調査対象:調査対象は全国2万7,607社で、有効回答企業数は1万203社(回答率37.0%)
調査機関:帝国データバンク
新型コロナウイルス感染症が経済に厳しい影響を与えて3年が経ちました。2023年5月8日に現在の2類相当から、季節性インフルエンザなどと同じ5類相当へと引き下げられ、事実上、コロナ禍は収束の方向へと向かいつつあります。
こうした中、経済回復に向けた動きが各業界で出てきています。
コロナ禍においては経営が苦しくなった事業者が多く、事業や雇用を縮小するといった方法で対処を行ったケースも多く見られます。
今後の経営を回復させていくには、事業再開とそれに向けた雇用が必要となります。
とくにコロナ禍で厳しい状況に置かれていた宿泊業は、接客スタッフが不足しており、今回の帝国データバンクの調査では、79.3%の企業が採用を予定しています。
ほかに採用を予定している業種は、医療・福祉・保健衛生(82.8%)、輸送用機械・器具製造(76.8%)となっています。
一方で、物価高騰などに対応するため、政府は各業界に賃上げを要求していますが、中小企業は原材料価格高騰と賃上げに対応する資金的なリソースがないこともあり、人材採用にまで手が回らないという企業も存在しています。
人材の採用は企業の成長にとって重要です。しかし創業期の人材採用は大きな投資のため失敗ができません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | トレンド |
---|---|
関連タグ | 2023年度の雇用動向に関する企業の意識調査 帝国データバンク 採用 正社員 雇用 非正社員 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)は「65歳超雇用推進助成金」を実施しています。 高年齢者が意欲と能力のある限り年齢に関わりなく働くことができる生涯現役社会を実現するため、65歳以…
2022年11月15日、株式会社グラムは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 グラムは、美容業界向けチャット型人材マッチングサービス「WORKCANVAS」を開発・運営しています。 …
東京都は、令和5年度「女性の活躍推進助成金」の受付の開始を発表しました。 女性の新規採用・職域拡大を目的として、女性が少ない職種に積極的に女性を採用・配置する都内中小企業等に対し、職場環境の整備に係る…
2020年9月17日、株式会社Tomoni Solutionsは、「U:story」を2020年10月1日にオープンすることを発表しました。 「U:story」は、高校生向けの就職情報サイトです。 学…
2023年3月15日、株式会社thestoryは、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 thestoryは、看護師のスカウト型採用マッチングアプリ(ダイレクトリクルーティング…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…