「オルツ」が食品業界に特化したAI強化音声認識エンジン「飲食業GIJIROKU」を提供開始

tips

2023年2月13日、株式会社オルツは、「飲食業GIJIROKU」の提供を開始したことを発表しました。

「飲食業GIJIROKU」は、AI自動議事録ツール「AI GIJIROKU」の業種別音声認識機能として、食品・飲食業界に特化した強化音声認識エンジンです。

食品・飲食業界の専門用語や言い回しに対する音声認識精度を向上させています。

オルツは、デジタルクローン「P.A.I.」の開発や、AIを活用した自動議事録サービス「AI GIJIROKU」、Web会議の映像自体も瞬時に書き換えるリアルタイム通訳「AI通訳」などのAIソリューションを開発・提供しています。


議事録は会議の内容や決定事項などをまとめ、後から会議の内容を確認したり、会議に参加していない人に内容を共有したりするために重要なもののひとつです。

議事録の作成は会議のある現場では必須ともいえる業務ですが、議事録作成は、録音された音声ファイルからの文字起こしとその要約が必要であり、作業者に高い負担がかかっています。

もし議事録作成が効率化、もしくは自動化されれば、数多の現場において時間の創出が期待できます。

さらにコロナ禍ではテレワークが普及したため、社内会議においてもWeb会議ツールを利用するシーンが増えています。

Web会議ツールには、自動文字起こしや、リアルタイム文字起こし、会議の自動翻訳などの便利なツールが備わっていることもあり、これらの機能の利便性を実感している組織も増加しているでしょう。

一方、標準的な自動文字起こし機能は、業界用語など特別な言葉を正確に認識することはまだできていません。オルツは汎用的なAI自動議事録ツール「AI GIJIROKU」を提供していますが、業界用語の認識率が悪いという課題を解決するため、業種別の音声機能を強化した音声認識エンジンを提供しています。

対応している業界はすでに「金融」「法律」「教育(日本史・世界史)」「保険」「医療」「自治体」「国会」「製薬」「建築」など幅広く、多くの業界が快適に自動文字起こしを利用することが可能となっています。

人手不足が深刻になってきている中、業務効率化は多くの企業で喫緊の課題となっています。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ AI エンジン ツール 文字起こし 株式会社 業界 自動 認識 議事録 音声認識 食品
詳細はこちら

オルツ、食品業界に特化したAI強化音声認識エンジン「飲食業GIJIROKU」を提供開始

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ゲノムテクノロジーを用いた遺伝学的検査を開発・提供する「Varinos」が6億円調達
2022年8月3日、Varinos株式会社は、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Varinosは、ゲノムテクノロジーを用いた遺伝学的検査の開発・臨床実装を展開しています。 2017年…
BtoB受発注システム運営の「CO-NECT」が2.1億円調達
2020年12月22日、CO-NECT株式会社は、2億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 BtoB受発注システム「CO-NECT」を運営しています。 FAX・電話などのアナログな受…
インテントセールスSaaSを提供する「Sales Marker」が15.1億円調達
2024年7月25日、株式会社Sales Markerは、総額15億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約23.5億円となります。 Sales M…
ペッパーを開発した林要氏が創業した家庭用ロボット開発企業「GROOVE X」が64億円調達!
平成29年12月4日、GROOVE X株式会社は、産業革新機構などから最大64億5000万円を第三者割当増資により調達する契約を締結したと発表しました。 産業革新機構は、18日に14億円を出資し、21…
知識・スキル・経験のシェアリングサービスを運営する「タイムチケット」が資金調達
株式会社グローバルウェイは、連結子会社である株式会社タイムチケットの取締役会(2023年7月25日開催)において、2023年8月2日開催予定の同社臨時株主総会に第三者割当増資を付議することを決議したこ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集