「シソーラス」が完全クラウド型デジタルプラットフォーム「goodsoil」をリリース

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2023年1月30日、シソーラス株式会社は、「goodsoil(グッドソイル)」をリリースしたことを発表しました。

「goodsoil」は、地方企業の業務改革や、新規事業創出を支援するための完全クラウド型デジタルプラットフォームです。

各種業務システムに必要な機能をマイクロサービス的なアーキテクチャで標準装備しており、多様なビジネスニーズや将来の変更に柔軟に対応できる基盤です。

将来的には「goodsoil」をプラットフォームに、地方企業が培ってきたノウハウをソフトウェア化し、多様なSaaS事業を立ち上げていく計画です。

2023年4月には、「goodsoil」をベースに、中堅・中小企業向けのCRM・ERPを標準装備する「goodsoil for enterprise」をSaaSモデルで販売開始する予定です。

基幹システム(ERP)を中心に、顧客との接点から社内の各種業務をつなぎ、一元管理できるシステムです。

外部システム・アプリとの連携も可能であるほか、業務画面やダッシュボードのカスタマイズも可能です。


ERP(enterprise resource planning:企業資源計画)とは、企業内にある情報・リソースを一元管理し、適切に活用する考え方のことです。

また、企業の情報・リソースを一元管理するシステムのこともERPと呼ばれており、実質的にこれが企業の基幹システムとして運用されています。

ERPはひとつのシステムで業務に必要なあらゆることができることがメリットですが、大企業ではそERPの拡張のために独自のカスタマイズが長年施されてきており、システムが肥大化しているケースが多く、これがDX(デジタルトランスフォーメーション)の足枷となっているといわれています。

一方、中小企業ではERPの導入率はあまり高くなく、大企業と比べるとシステムの移行に関してのコストが低い状況にあります。

デジタル化の重要性が高まっている中、企業においてデジタル化の中心的なシステムとなるERPは中小企業においても注目が高くなってきています。

近年のデジタル化では、特化したクラウドサービスを複数連携させて利用するといった傾向にあり、こうしたICTの新たな流れに対応できるような柔軟性の高いERPがいくつか登場しています。

大きな組織ではすでに利用しているシステムがあり、それを変更することには大きな労力が伴います。しかし創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

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