注目のスタートアップ

現場特化型ビデオ通話アプリ「SynQ Remote」を提供する「クアンド」が3.8億円調達

company

2023年1月18日、株式会社クアンドは、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

クアンドは、現場仕事に特化したビデオ通話アプリ「SynQ Remote」を開発・提供しています。

ウェアラブルカメラなどのデバイスを用意することなく、手持ちのスマートフォンやPCにアプリをインストールして使うことができます。

現場の対象物を双方向からポインタを指し示すことができる機能、騒音対策、画質の良さなどを特徴としています。

これにより、製造・建設・メンテナンスといった現場において、遠隔でプロフェッショナルな判断を可能にします。

今回の資金は、リアルタイム通話の精度向上、ナレッジデータベースなどの新たな領域へのプロダクトの発展、人材採用の強化に充当します。


現場では人手不足や重要なスキルを持つ人材の高齢化が課題となっています。そのため、テクノロジーを活用した遠隔での効率化が求められています。

たとえば、現場の作業員がスマートデバイスを利用したりウェアラブルデバイスを装着したりすることで、遠隔地にいる管理者や熟練工が現場の状況をリアルタイムに確認できるようになり、指示・確認の効率化、移動時間の削減による効率化を実現できます。

一方、現場は機械などが大きな音を立てているといった騒音、高品質な通信環境が整備されていないなど特殊な環境が多いことから、一般的な音声システムやビデオ会議システムでは円滑なコミュニケーションが不可能なケースもあります。

そのため、現場では専用のコミュニケーションデバイスやシステム・ツールが求められています。

リモートでの業務を実現するためにはさまざまなシステムの導入が必要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、社内システムの構築のノウハウについて詳しく解説しています。業務効率を向上させるツールを導入し、ビジネスを加速させましょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ コミュニケーション ビデオ通話 リモート 共有 株式会社 現場 資金調達 通話 遠隔
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

建設・土木の生産支援クラウド提供の「フォトラクション」が「ランドデータバンク」提供の建設業界向け金融サービスと連携開始
2020年12月15日、株式会社フォトラクションは、株式会社ランドデータバンクと連携することを発表しました。 フォトラクションは、建設・土木の生産支援クラウド「Photoruction(フォトラクショ…
介護士シェアリング・サービス「イチロウ」運営の「LINK」が6,500万円調達
2020年10月22日、株式会社LINKは、総額6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 介護士シェアリング・サービス「イチロウ」を運営しています。 要介護者が自宅で最期まで生活を送るこ…
「GMOあおぞらネット銀行」が法人向け請求書Web買取サービス「GMOあおぞらスピード払い」を開始
2020年11月17日、GMOあおぞらネット銀行株式会社は、GMOインターネットグループのGMOクリエイターズネットワーク株式会社と提携し、「GMOあおぞらスピード払い」の提供を2020年11月17日…
高付加価値農作物を6次産業化し生産・加工・販売・ブランディング・輸出まで一気通貫で手がける「日本未来農業」が7億円調達
2024年4月30日、株式会社日本未来農業は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本未来農業は、有機サツマイモなどの高付加価値農産物を6次産業化し、生産・加工・販売・ブランディング…
BtoC企業のグロースを⽀援するEngagement Data Platform(EDP)「aimstar」を提供する「スプリームシステム」が5.1億円調達
2023年6月23日、スプリームシステム株式会社は、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スプリームシステムは、BtoC企業のグロースを⽀援するEngagement Data…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集