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空間型VR「uralaa」を開発・提供する「フォレストデジタル」が7,000万円調達

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2022年12月22日、フォレストデジタル株式会社は、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

フォレストデジタルは、空間型VR「uralaa(うらら)」を開発・提供しています。

大型マルチスクリーンによる映像と、サラウンド音響システム、アロマなどを用い、室内でのVR(仮想空間)・没入体験を実現するシステムです。

独自技術により、多様な天井・壁のサイズに対応しています。

主に日本全国の美しい森・海辺などの自然の景観を体験できます。生理的・心理的回復が期待できるほか、地域の魅力の発信などにも活用できます。

常設施設としては、北海道十勝郡浦幌町の「uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)」、羽田空港第一ターミナル内の「uralaa park haneda(うららパーク羽田)」など、国内7か所で展開しています。

今回の資金は、体制・型化構築、販売パートナーとのアライアンス構築、システム開発に充当します。

VR(Virtual Reality:仮想現実)とは、専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などを通じて体感できる仮想空間であり、実際にその場にいるような体験、いわゆる没入体験を特徴としています。

現実空間では不可能な空間・動作や大規模な空間をコンパクトな装置・システムで実現できることから、エンターテインメントの領域で注目が高まっています。

さらにビジネスにおいては、手術のシミュレーション・練習、不動産の内覧(内見)などでも活用されています。

VRといえば、専用のHMD・VRゴーグルを装着して体験するというイメージが強くありますが、それ以外のVRとしては、たとえば遊園地などにある、大型のスクリーン・その場で上下左右に動く乗り物・音響を利用したアトラクションが例として挙げられます。

HMDを利用しないVRは、頭部にデバイスを装着するという煩わしさがなく、より自然な没入体験を提供できる可能性があります。

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カテゴリ 有望企業
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