中小企業大学校等で受講できる研修「バトンタッチの準備はできていますか?(SDGsシリーズ)」

event

2022年12月1日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、おススメ研修の第2弾第12回「バトンタッチの準備はできていますか?(SDGsシリーズ)」について発表しました。

「バトンタッチの準備はできていますか?(SDGsシリーズ)」は、全国にある中小企業大学校等で受講できる研修のひとつです。

テーマは「事業承継」です。

事業承継に必要な準備や、事業承継とSDGsの関連について学ぶことができます。

国内企業の99%は中小企業が占めており、その半数以上が60歳以上の経営者によって経営されています。

経営者の高齢化が進むにつれ年齢を理由とした経営者の引退が増加します。これまで培ってきた知見・経営資源・雇用が失われることがないよう、次世代の経営者に引き継ぐことが必要とされています。

一方、中小企業庁が発表している「2021年版 中小企業白書」によると、各年代の経営者の「後継者不在率」は、60代経営者・48.2%、70代経営者・38.6%、80代以上・31.8%となっています。

後継者不足は親子・親族間の事業承継の減少が主な要因であるため、親族以外への事業承継の推進や仕組みづくりが必要です。

こういった背景から、中小企業においてもM&Aによる事業承継が注目されています。

M&Aでは第三者に株式を売却し、会社・事業をまるごと引き継いでもらう形で事業継承を行います。

まったくの第三者に引き継ぐことになるため、円滑な第三者承継を実現するため、引き継ぎを希望する人材を一定期間社内で受け入れ、企業内風土や事業内容の教示などを行うといったことも一般的となっています。

近年はM&Aによる事業承継を支援するスタートアップや公的機関も増えており、事業承継に悩む経営者はこうした支援を上手く活用することが重要です。

事業継承は、起業のひとつの方法として注目されています。しかし事業継承はゼロからの起業とはまた違ったノウハウが必要となります。創業手帳は、無料で創業コンサルティングを行っています。また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

カテゴリ イベント
関連タグ SDGs 中小企業基盤整備機構 中小機構 事業承継 独立行政法人
詳細はこちら

おススメ研修 第2弾第12回「バトンタッチの準備はできていますか?(SDGsシリーズ)」

事業承継手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

イベントの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

全信組連と中小機構が「業務連携に関する合意書」を締結 信用組合の取引先支援へのサポートを強化
2023年12月7日、全国信用協同組合連合会と独立行政法人中小企業基盤整備機構は、業務連携に関する合意書を締結したことを発表しました。 この業務提携は、信用組合の取引先支援へのサポートをより充実させる…
2023年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業」補助金
2023年9月1日、「中小企業・SDGsビジネス支援事業」の2023年度公示が掲載されました。 開発途上国の課題解決に貢献する日本の民間企業等のビジネスづくりを支援する事業です。 JICAは政府開発援…
中小機構アクセラレーションプログラム「FASTAR」2023年度第9期公募 5/31締切
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、中小機構アクセラレーションプログラム「FASTAR」の2023年度第9期の参加企業の募集を開始したことを発表しました。 「FASTAR」は、中小機構のリソースを活用…
【8月05日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
8月5日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 経産省、宇宙人材の再雇用を促す仕組みづくりに乗り出す 経産省がJAXA(宇宙航空研究開発機構)や大学と組み、宇宙産業関…
「需要家主導型太陽光発電導入支援事業」補助金
「需要家主導型太陽光発電導入支援事業」のご案内です。 需要家主導による新たな太陽光発電設備の導入モデルの実現を支援します。 対象者 特定の需要家に電気を供給するために新たに太陽光発電設備を設置・所有す…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集