注目のスタートアップ

遊べる競走馬SNSプラットフォーム「オシウマチャンネル(仮称)」を開発する「クラウドホースファーム」が4,590万円調達

company

2022年11月11日、株式会社クラウドホースファームは、総額4,590万円の資金調達を実施したことを発表しました。

モブキャストホールディングスの社内ベンチャーとして2020年6月23日に設立された企業です。

競走馬ファンの推し活をサポートするゲーミングSNSプラットフォーム「オシウマチャンネル(仮称)」を開発しています。

競馬の持つ楽しさやロマンを多くの競馬ファン同士で共有し合える場として、Web3の技術を活用した非中央集権型でつくることを目指しています。

フェーズ1では、競走馬SNSとNFT競馬ゲームの融合コミュニティを実現し、将来のフェーズ2ではサービスのDAO化を計画しています。

今回の資金は、「オシウマチャンネル(仮称)」のフェーズ1の開発とサービス開始に向けた準備に充当します。

モブキャストホールディングスは、スマホ向けゲーム開発を展開する株式会社モブキャストゲームスや、料理コンテンツ事業を展開する株式会社ゆとりの空間などの子会社を抱え、IPコンテンツ・エンターテインメント領域などで事業を展開しています。

日本中央競馬会(JRA)が公表している資料によると、中央競馬の売得金額・総参加人員は、設立された1954年から成長し、1998年頃から一旦の減少をみたものの、2012年頃から再び成長しています。

その売得金額(発売金から返還金を引いたもの)は、2021年に約3兆円という規模です。

一時期競馬市場が減少傾向にあったのは、競馬はおじさんの趣味であるというイメージがついたことが理由であるともいわれています。

しかし近年競馬は、若者・女性にも訴求するプロモーションを展開し、幅広い層にも競馬が受け入れられるようになっています。

また、競馬ファンはギャンブルとしてだけではなく、競走馬の歴史・レースそのものを楽しむファンや、アスリートとしてのジョッキーのファン、競馬場を一種の娯楽施設として楽しむ人などさまざまな層がいます。

クラウドホースファームは、競馬のスポーツとしての魅力を新たなコンセプトで楽しむことができる場として「オシウマチャンネル(仮称)」を開発しています。

新たなビジネスの創出には資金が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DAO NFT SNS Web3 オシウマチャンネル コミュニティ プラットフォーム ブロックチェーン モブキャストホールディングス 株式会社 競走馬 競馬 資金調達 非中央集権型
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

循環に欠かせない回収・選別・再流通の仕組みの構築・データ化・トレーサビリティをワンストップで提供する「ECOMMIT」が資金調達
2023年1月31日、株式会社ECOMMITは、資金調達を実施したことを発表しました。 ECOMMITは、循環型社会の実現に必要となる回収・選別・再流通の仕組みの構築・データ化・トレーサビリティをワン…
クラウドサービスの導入・運用やDXコンサルティング事業を展開する「ウフル」と「電通国際情報サービス(ISID)」が資本・業務提携
2022年11月25日、株式会社ウフルは、株式会社電通国際情報サービスと、資本・業務提携契約を締結したことを発表しました。 ウフルは、自社サービス群「CUBE 01」を活用しながら、各地の観光分野のD…
医療画像AIを活用した疾患予防システムを開発する「エム」が2億円調達
2024年9月17日、株式会社エムは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 エムは、人間ドックや健診で撮影するMRIやCTを画像解析するAIにより、認知症やフレイルなどの健康寿命を奪う疾…
食事・運動・体重管理アプリケーション「カロミル」を提供する「ライフログテクノロジー」と「ハウス食品グループ本社」が資本業務提携
2023年3月29日、ライフログテクノロジー株式会社は、ハウス食品グループ本社株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 ライフログテクノロジーは、食事・運動・体重管理アプリケーション「カ…
顧客LTV最大化クラウド型SaaS「Discoveriez」提供の「ジーネクスト」が2.6億円調達
2020年11月25日、株式会社ジーネクストは、総額約2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 顧客LTV最大化のためのクラウド型SaaSサービス「Discoveriez」を開発・提…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集