住宅ローンのオンライン管理システム「CE Mortgage」を利用した全国保証による「Web審査サービス」がリリース

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2022年8月26日、クレジットエンジン株式会社は、提供する「CE Mortgage」を利用した「全国保証Web審査サービス」が2022年9月1日にリリースされることを発表しました。

「CE Mortgage」は、金融機関向けの住宅ローンのオンライン管理システムです。

住宅ローンの手続きにおいて必要となる紙ベースの契約書の締結や必要書類の提出・管理を、オンライン上で完結させられるサービスです。

「全国保証Web審査サービス」は、独立系住宅ローン保証会社である全国保証株式会社とクレジットエンジンが共同で構築した、オンラインで住宅ローン保証審査を申し込めるサービスです。

不動産会社などの顧客がこのサービスにアクセスし必要な情報を入力することでデータがAPIによってシステムに取り込まれ、そのデータをもとに全国保証が住宅ローン保証審査を実施し、審査結果を回答するというサービスです。

住宅ローンを借りるには、銀行での手続きや複数枚の必要な書類の準備など面倒で煩雑な手続きが必要となります。

従来の手続きでは紙と判子が必須となっていました。これは、金融庁が、金融商品の取り扱いについて、契約書への署名、押印を行員と契約者が対面で行うことを原則とするという監督指針を示していたことが理由です。

コロナ禍によってオンライン手続きのニーズが高まったことを受け、金融庁はオンライン手続きを推進するためにこうした指針を削除しました。

これにより住宅ローンのデジタル化やオンライン手続きを実現するサービスの提供が進んでいます。

「Web審査サービス」は、注文住宅やリノベーション工事において、必要な資金が借りられなかった場合、検討していた住宅やリノベーションのプランが白紙に戻ってしまうという課題の解決を目的としたサービスです。

これまで時間がかかっていた住宅ローン保証審査をスピーディかつ高い精度で行えるオンラインの仕組みにより、顧客と不動産会社は、商談初期から予算を決めた上で、住宅・リノベーションのプラン構築を進めていくことができます。

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