注目のスタートアップ

自由診療向けオールインワンSaaS「medicalforce」を提供する「メディカルフォース」が6億円調達

company

2022年8月24日、株式会社メディカルフォースは、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。

メディカルフォースは、自由診療向けオールインワンSaaS「medicalforce(メディカルフォース)」を提供しています。

予約・問診・カルテ・会計などの機能、経営・集患強化を実現する経営管理ダッシュボードやCRM機能を搭載しています。

美容医療市場は、美容皮膚科領域といった非外科的施術(メスを入れない手術)が増えたことにより大幅に市場が拡大しています。

市場規模は2009年に約2,500億円だったものが、2019年には約4,000億円になっています。

新型コロナウイルス感染症の流行によって日常的にマスクを着用することになり、美容医療を受けていてもマスクで隠すことができるため、これを機に施術を受けている人が増加していると考えられています。

非外科的施術では、ハイフ(HIFU, 高密度焦点式超音波治療法)という、前立腺がんの治療に使われている治療法を美容医療に応用したものが流行しています。

ハイフは、たるみ・シミの解消や、リフトアップ、美肌、小顔などの効果を、切開などなく得られることが大きなメリットであり、今後も施術が増加すると考えられます。

ほかにも脱毛や二重瞼(埋没法)など、非外科的施術の技術が進展しており、安心して受けられる美容医療が増えたことが美容医療市場の成長につながっています。

一方で、こうした美容医療の需要の高まりにより、クリニックでは業務負担が高まっています。

美容医療ではサービスの質が重要ですが、患者が多くなってしまうとその質を維持できなくなってしまうこともあります。

そのため、業務効率化を実現するサービスが求められています。

「medicalforce」が自由診療に特化しているのは、自由診療では脱毛・皮膚治療などで、ひとつの治療コースで何度も通院・治療を行うというサービスの独自性があることが理由です。

業務効率化はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ CRM medicalforce SaaS オールインワン メディカルフォース 一元管理 効率化 株式会社 美容医療 自由診療 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

宇宙ベンチャーの「Space BD」が3.8億円調達
2019年10月21日、Space BD株式会社は、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 宇宙ベンチャーとして、商業的なアプローチにより宇宙産業の発展への貢献を目指しています…
【3/30開催】オンラインセミナー「中小企業だからこそ、話題の人的資本経営が求められる」
大阪中小企業投資育成株式会社が主催するオンラインセミナー「中小企業だからこそ、話題の人的資本経営が求められる」が開催されます。 中小企業における「人的資本経営」を推進するメリットはなにか、どのような恩…
フリーコンサルタントのための案件紹介サービス「Pro Connect」を展開する「イーストフィールズ」がりそな銀行を引受人とするSDGs推進私募債(無担保社債)1億円を発行
2022年11月25日、イーストフィールズ株式会社は、株式会社りそな銀行を財務代理人及び引受人とするSDGs推進私募債(無担保社債)1億円を発行したことを発表しました。 フリーコンサルタントのための案…
VR/AR/MR領域に対するプロダクトの企画・開発の「Synamon」が2.5億円調達
株式会社Synamonは、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先の1社でもある、AI翻訳の株式会社ロゼッタとは資本業務提携も実施し、グローバル・ユビキタスなオフ…
住宅事業者向けクラウド型住宅ローン業務支援システムを提供する「iYell」が4.5億円調達
2023年7月31日、iYell株式会社は、4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、全国保証株式会社とSpiral Innovation Partners LLPが共同で…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集