画像認識・動画解析アルゴリズムの提供やDX支援を展開する「ACES」と「パーソルプロセス&テクノロジー」が業務提携

tips

2022年8月17日、株式会社ACESは、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社と、業務提携契約を締結したことを発表しました。

ACESは、ヒトの認識・解析を行うヒューマンセンシング技術などの画像・映像解析AIアルゴリズムを用いた企業のDX支援事業や、オンライン商談のAI支援ツール「ACES Meet」を展開しています。

ACESとパーソルプロセス&テクノロジーは2021年から、商談の音声解析技術に関する共同研究を行っています。音声解析による営業の勝ちパターンの構築や強い営業組織の構築を目指しています。

今回の提携により、ワンストップソリューションの共同開発・事業創出を推進していきます。

画像や音声など、人間が認識して理解するためのデータを非構造化データといいます。

対して行・列を持つ表計算ソフトやデータベースなどコンピューターが読んで理解できるデータを構造化データといいます。

非構造化データはビッグデータの約8割を占めるといわれていますが、従来のコンピューターはこの非構造化データを理解することはできませんでした。

そのため、約8割のデータが有効的に活用されていなかったのです。

しかし、AIによる非構造化データの解析技術が発展したことで、コンピューターが扱うことができるデータの範囲が大幅に広がりました。

ビジネスでは、営業やコールセンターなど、音声を主軸としたコミュニケーションが重要な役割を果たす業務があります。

こうした業務は個人のコミュニケーションスキルに依存する部分が多かったのですが、人手不足、業務の改善、属人化の解消のため、AIを活用した音声解析が活用されるようになってきました。

すでにAI音声解析では、話す・聞く量、声の抑揚・速度、会話のジャンル、感情などの可視化が実現されています。

顧客満足度の向上が重要視されている中、営業・カスタマーサポートの重要性がさらに高まっています。質の高い営業・カスタマーサポートを提供するためには専用のツールやシステムの導入が有効です。「冊子版創業手帳」では、業務を効率化・最大化させるためのシステムの導入について詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ ACES AI DX DX支援 アルゴリズム パーソルプロセス&テクノロジー 動画 商談 営業 支援 画像認識 解析 音声 音声解析
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オープンデータを活用し採用支援・営業支援を行うAIデータプラットフォームを運営する「XAION DATA」が資金調達
2024年4月25日、株式会社XAION DATAは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、新サービスであるAIセールスプラットフォーム「AUTOBOOST」の提供を開始したことも発表していま…
厚生労働省が障害者雇用を支援する2つの助成金を新設へ
厚生労働省は、2023年3月21日までに、企業の障害者雇用を支援する助成金を新たに2つ設けることを決定しました。 雇用経験やノウハウが乏しい中小企業を念頭に、雇い入れ時に支援機関からアドバイスを受けや…
AIに関連するプロダクトやサービスを開発する「JAPAN AI」が19億円調達
2025年7月31日、JAPAN AI株式会社は、総額19億円の資金調達を発表しました。 JAPAN AIは、AIに関連するプロダクトやサービスの開発や、AIコンサルティングサービスを展開しています。…
企業の新規事業・研究開発に特化したテクノロジーリサーチ「Memory AI」を提供する「MEMORY LAB」が9,000万円調達
2024年1月24日、株式会社MEMORY LABは、総額約9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MEMORY LABは、企業の新規事業・研究開発に特化したテクノロジーリサーチ「Me…
ライブ配信関連事業展開の「ライバー」が2億円調達
2020年2月20日、株式会社ライバーは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 自社プラットフォームを持たず、クリエイターの企画・運営や、多数プラットフォームや関連企業との連携によりライ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集