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2022年8月16日AI技術を活用したソーシャルメディアマーケティングを展開する「AIQ」が製菓材料専門店「富澤商店」と業務提携
2022年8月9日、株式会社富澤商店は、AIQ株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。
AIQは、ヒトに関するあらゆる情報を取得し、その大量のデータをAIによってプロファイリングし、そのヒトのことを可視化する技術を事業のコアとしています。
プロファイリングAIを活用した、Instagram運用ナビゲーションツール「Moribus Navi」、インフルエンサーマーケティングツール「Moribus Casting」を開発・提供しています。
富澤商店は、1919年に創業した食材・調理器具販売会社です。
百貨店やショッピングモールなどに直営店を持っており、製菓・製パン材料や調理器具などを販売しています。
コロナ禍ではECが成長しており、2020年2月時点での会員数が35万人だったものが、2022年6月には60万人へと増加しています。
また、自社SNSアカウントの運用も行っており、フォロワー数・エンゲージメント率も増加しています。
今回の提携によって、AIQのプロファイリングAIなどを活用した次世代ソーシャルコマース事業を8月から開始する予定です。
このソーシャルコマース事業では、SNS・コミュニティ・ECがシームレスにつながる一体化した仕組みを構築します。
AIQのプロファイリングAI・販売力可視化AI・潜在顧客発掘AIを活用してユーザー個人の興味・関心を分析して潜在顧客を発掘し、効率的な販売促進を行っていきます。
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TwitterやInstagramなどのSNSは、利用者数・利用時間ともに増え続けています。また、若年層にとってSNSは、テレビなどよりも接している時間が長いメディアとなっています。
SNSにはそれぞれ特徴があります。たとえばTwitterは情報の拡散性・リアルタイム性、Instagramはユーザーの生の声を集めやすいことなどが挙げられます。また、SNSはユーザーがコンテンツを生成することが特徴的であり、企業ではPRの一環としてユーザー参加型のキャンペーンなどを実施する例もあります。
SNSでは興味・関心などによってコミュニティが形成されます。ある企業・ブランドのファンが集まるコミュニティが形成されることもあり、質の高いユーザーの声を集めたり、マーケティングに活用するため、自らが積極的にコミュニティ形成のために働きかけるコミュニティマーケティングといった手法もあります。
富澤商店は製菓・製パン材料や調理器具を販売しているため、SNSには富澤商店の商品を使ったお菓子・パンの写真が投稿されています。
器具・道具などの使用感がハッシュタグ付きで投稿されている例もあり、お菓子作りやパン作りを趣味とする人がここから富澤商店の商品を購入したりファンとなったりする土壌となっていると考えられます。
AIQとの提携によって、今後どのような施策を展開していくのか注目が必要です。
SNSはメディアとしての影響力が大きく、ユーザー同士のコミュニケーションが盛んに行われることが特徴となっています。そのためこれからのプロダクト開発やPR・マーケティングではSNSをどう活用するかが重要となっています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、SNSの活用方法など詳しく解説しています。
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