注目のスタートアップ

BtoBセールス支援事業やセールステックを展開する「ギグセールス」が3億円調達

company

2022年8月1日、ギグセールス株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ギグセールスは、セールス×テクノロジーを活用した、BtoBセールス支援事業を展開しています。

具体的には、未接点企業向けのアウトバウンドチャネル構築支援「DORIRU」、トスアップ型インサイドセールス(SDR)支援「OSIDASHI」、MQLに向けた商談化(Pre SQL)支援「OIDEN」、プッシュ型BtoBマーケティング支援「ORDERZ」、BDR支援クラウド「BOS」の提供、セールスイネーブルメントサービス「ギグセールスアカデミー」の運営を展開しています。

また、2022年7月4日に、営業フリーランス向けの所属型業務委託制度「TEAMZ」と「営業フリーランスの稼ぎ方メディア」を立ち上げ、営業フリーランスへの案件紹介とキャアアップ支援も開始しています。

コロナ禍により、従来の足で稼ぐ営業から、デジタルを活用したオンラインでの営業であるインサイドセールス(内勤営業)への転換が大きく進みました。

インサイドセールスとは、商談先に直接出向くのではなく、電話・ビデオ通話・デジタルツールによってオンラインで行う営業のことです。

国内ではまだはじまったばかりの営業であるため、インサイドセールス体制の構築や、インサイドセールスで成果を上げることに苦戦している企業が多く存在しています。

また、近年はSaaS企業を中心に、アウトバウンドを中心に大手企業の新規開拓を行うインサイドセールスであるBDR(Business Development Representative)の注目が高まっています。

BDRが注目されている理由は、エンタープライズ企業(大企業)は従業員数が多く契約するアカウント数が多いこと、解約率が低いこと、他部署・グループ企業への展開も見込めること、業界への影響度が大きいことなどの特徴により、中長期的な収益性が高いことが挙げられます。

一方で、エンタープライズ企業の契約を獲得するには、ターゲット企業の絞り込みや、決裁ルートを把握した上での新規顧客となりうるエンタープライズ企業への直接アプローチなど、複雑な営業が求められます。

そのため、まるごと委託できるアウトソーシングサービスや、インサイドセールス部門の構築支援サービス、伴走支援サービスなどのニーズが高まっているのです。

コロナ禍によって多くの企業でリモートワークが導入されました。一方で営業など、対面の重要性が高かった業務ではいくつもの課題が生じています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「リモートワーク手帳」では、リモート商談の達人にインタビューを行い、リモート商談のコツやリモートで仕事を進めるためのテクニックを伺っています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BDR BOS BtoB DORIRU OIDEN ORDERZ OSIDASHI SaaS インサイドセールス ギグセールス ギグセールスアカデミー セールス セールステック テックセールス 営業 支援 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「eMind」が東北大学との共同研究講座「てんかんスマート医療共同研究講座」においててんかん患者向けスマホアプリ「eMind for Medical Research」の提供を開始
2023年4月20日、株式会社eMindは、東北大学大学院医学系研究科による「てんかんスマート医療共同研究講座」において、eMindは2023年4月からてんかん患者向けに「eMind for Medi…
在庫分析クラウドシステム提供の「フルカイテン」が5億円調達
2021年7月6日、フルカイテン株式会社は、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 在庫の運用効率を上げ売上・粗利・キャッシュフローを最大化する在庫分析クラウドサービス「FULL KAITEN…
ビルの対テナント業務効率化・高度化SaaS「ラクビルTeX」を運営する「ラクビル」が1.7億円調達
2025年2月4日、ラクビル株式会社は、総額約1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ラクビルは、ビルの対テナント業務効率化・高度化SaaS「ラクビルTeX」を運営しています。 事業…
会話AIエージェントを開発する「エキュメノポリス」が4.5億円調達
2022年8月22日、株式会社エキュメノポリスは、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達は、エクイティによるものと、2022年度「シード期の研究開発型スタートアッ…
マウスピース歯科矯正サービス「hanaravi」などを展開する「DRIPS」が資金調達
2023年10月30日、株式会社DRIPSは、累計3億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 DRIPSは、マウスピース歯科矯正サービス「hanaravi(ハナラビ)」を手がけています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集