リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」運営の「unerry」が「三菱食品」と業務提携

tips

2022年7月15日、株式会社unerryは、三菱食品株式会社と、業務提携に関する覚書を締結したことを発表しました。

unerryは、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営しています。

GPSやビーコンを活用し、スマートフォンアプリから取得する月間300億件超・約1.1億IDの屋内外の人流ビッグデータをAIで解析し、小売企業の来店計測、商圏・ショッパー分析、店舗集客、メーカーの商品販促などを支援しています。

三菱食品との連携により、両社のデータや小売業・食品メーカー・生活者との接点をかけ合わせ、生活者に最適な場所で最適な情報を届けられるリテールメディアプラットフォームを共同で推進していきます。

小売業界では、ECの拡大やコト消費への転換などにより、実店舗において以前までの販売手法を続けていては業績が伸びないという状況となっています。

そのため、デジタル化の推進やデータの活用により、オフラインならではの施策やオンラインとオフラインを融合させた施策(OMO)などを実施していくことが重要となっています。

現実空間での消費者のデータには、ポイントカードなどに紐づいた顧客データや、POSレジのデータ、店舗内に設置したビーコン(IoT端末)から得られるデータ、GPSなどから得られる位置情報データなどがあります。

たとえば、GPSから得られる位置情報は膨大な量であり、このデータと地図情報をかけ合わせることで、広い範囲の人流を分析することが可能となります。

またビーコンから得られるデータでは、顧客の店舗内での行動がわかり、導線分析や、注目されている棚、滞在時間などを詳しく分析できます。

こうしたデータは業務や店舗レイアウトの改善・効率化だけでなく、消費者ごとに最適化したプロモーションやマーケティングの実施に活用できます。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ AI GPS スマートフォン データ ビッグデータ プラットフォーム 人流 位置情報 分析 小売 屋内 屋外 店舗 株式会社 業務提携 計測
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

IoTデバイスとクラウドサービスを組み合わせた映像ソリューションなどを手がける「アムニモ」と「トーノーセキュリティ」が資本業務提携
2023年7月31日、アムニモ株式会社は、株式会社トーノーセキュリティと、資本業務提携を締結したことを発表しました。 アムニモは、アムニモは、産業用LTEゲートウェイや、ビデオマネジメントシステム(V…
CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォームを手がける「e-dash」が「三井物産」「みずほ銀行」「みずほイノベーション・フロンティ」と資本業務提携
2024年2月20日、e-dash株式会社は、三井物産株式会社、株式会社みずほ銀行、みずほイノベーション・フロンティア株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 e-dashは、企業や自…
ロボット・AIに関する教育事業や食品工場向けロボット事業などを展開する「アールティ」が資金調達
2022年9月30日、株式会社アールティは、資金調達を実施したことを発表しました。 ロボット・AIに関する教育事業や、食品工場向けロボット事業、ロボット・AIの自社開発、受託開発事業などを展開していま…
NUWAロボティクスJAPAN株式会社 郭柳宗/矢吹雅彦|AIスマートロボット、サービスロボット、ロボットプラットフォームの事業展開が注目の企業
AIスマートロボット、サービスロボット、ロボットプラットフォームの事業展開で注目されているのが、郭柳宗さんが2016年に台湾で創業し、2020年に日本法人を立ち上げたNUWAロボティクスJAPAN株式…
代理店連携管理クラウド「PartnerSuccess」提供の「パートナーサクセス」が2.2億円調達
2022年9月14日、パートナーサクセス株式会社は、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 パートナーサクセスは、代理店連携管理クラウド(PRM)「PartnerSuccess…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集