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2022年7月14日アジア最大級のオプショナルツアー予約サイト「KKday」を運営する「KKdayグループ」が9,500万ドル調達

2022年7月14日、株式会社KKDAY JAPANは、KKdayグループ(本社:台湾・台北市)が、9,500万米ドル(約130億円)の資金調達を実施したことを発表しました。
KKdayは、アジア最大級のオプショナルツアー予約サイト「KKday(ケイケイデイ、酷遊天)」を運営しています。
世界中の旅先の特色のあるツアーを網羅し、ツアーやチケットの手配を効率化し、旅行者にツアーへの参加の利便性を向上させるサービスを提供しています。
92か国550都市以上をカバーし、約30万件を超える旅⾏商品を取り扱っています。
KKDAY JAPAN(日本法人)は、コロナ禍においてチケットの予約から入場までを完全非接触で対応可能なKKday予約システムの導入を進めています。
2021年からは、観光事業者向けの予約管理システム「rezio」を日本市場に展開しています。
「rezio」は、レジャー施設やアクティビティ体験事業者向けに、サイトの作成・オンラインでの予約管理・インバウンド対応までをサポートするシステムです。
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旅行業界は、2010年前後には約850万人ほどだった訪日観光客が、2019年には約3,200万人を記録するなど、インバウンド需要の高まりにより好調に推移していました。
しかし新型コロナウイルス感染症の流行により訪日観光客がほとんどいなくなり、さらに国内の旅行者も減ったことで大きなダメージを受けています。
また、感染症対策のためにチケットの予約・受け渡しをシステム化し、これとあわせて業務全体を効率化しDXを推進しようという流れにもなっており、旅行業界は大きな変化を迎えています。
旅行では、現地での体験(アトラクション・レジャー・観光施設など)が大きな目的のひとつです。
こうした体験を提供する事業者は、遊園地を運営する大規模な事業者から、カヌー体験など小規模な事業者など、多種多様な事業者が存在しています。
とくに小規模事業の場合は、業務の多くをアナログで行っていることが多かったのですが、コロナ禍によって予約・決済などのデジタル化が必要となっており、こうした小規模な事業者に向けたシステムなども提供されています。
企業・組織を成長させるためには、デジタル化が重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
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