クラウド型車両管理システム「AI-Contact」展開の「ジェネクスト」にエンジェル投資家の島田亨氏が資本参加

tips

2022年7月1日、ジェネクスト株式会社は、エンジェル投資家の島田亨氏が株主として資本参加したことを発表しました。

ジェネクストは、安全運転を促進する運行管理アプリ「AI-Contact(アイ・コンタクト)」を展開しています。

スマートフォン位置情報と全国の標識情報データベースを照合させることで、社用車(商用車)の交通違反を可視化する運行管理アプリです。

一時不停止や指定方向外進入禁止など、交通事故に直結する可能性のある道路交通法違反を検知することで従業員の安全運転を促進し、結果的に自動車保険料や車両の修理・買い替え費用の削減を実現します。

また、リアルタイムでドライバーに違反をアナウンスする「AI-Contact NOW」、完全無料の運行管理アプリ「AI-Contactフリート」も提供しています。

「AI-Contactフリート」では、運行管理・動態管理・車両管理だけでなく、アルコール検知器を利用することでアルコールチェック記録管理も行えます。

車両管理は運送など社用車を運用する必要がある事業において重要な業務のひとつです。

車両管理業務では、車両情報・整備・使用状況・保険の管理などさまざまな業務を行います。

社用車がメンテナンス不足などで事故を起こしてしまうと、従業員にも多大な損害を与えてしまうことになるため、しっかりと管理する必要があります。

一方で、社用車は業務中は拠点から離れているため、管理が行き届かない時間が存在していました。しかし、現在はテクノロジーによってこの課題が解決されています。

たとえば、車両にIoT端末を備えつけることで、位置情報によるルートの記録・分析、センサーによる急ブレーキや急発進などの情報の記録、労働時間の記録などが実現できます。

このIoT端末には、シガーソケットに装着するものや、OBD-Ⅱポートと呼ばれる多くの車両についている端子に接続するもの、ドライブレコーダー型のもの、スマートフォンアプリなどさまざまなタイプがあります。

「AI-Contact」は、アプリ型の車両管理システムです。標識情報データベースを活用することで、競合のシステムでは検知することが難しい一時不停止といった道交法違反を検知できることを特徴としています。

デジタル時代において利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ AI AI-Contact アイ・コンタクト クラウド ジュネクエスト スマートフォン データベース リアルタイム 交通 交通違反 位置情報 可視化 商用車 安全運転 株式会社 検知 社用車 管理 自動車 車両管理
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

再生可能エネルギーを中心としたエネルギーサービス事業を展開する「Looop」がグリーローンで2.92億円調達
2023年3月3日、株式会社Looopは、東和銀行より2億9200万円を調達したことを発表しました。 グリーローンの概要 企業名:株式会社Looop 融資額:292百万円 契約締結日:2023年3月3…
為替テックの「ジーフィット」が2.35億円調達
2022年10月27日、ジーフィット株式会社は、総額約2億3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 企業が為替リスクを適切にコントロールすることを支援するため、データサイエンス・高度な数…
コンテンツ販売プラットフォームサービス展開の「LITEVIEW」(旧:Pulit)が1億円調達
2022年6月1日、LITEVIEW株式会社は、約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年5月13日に、Pulit株式会社からLITEVIEW株式会社に社名変更したことも併せて…
ペットシッターサービス「セワクル」などを展開する「ラニマル」が2.92億円調達
2024年6月11日、株式会社ラニマルは、総額2億9,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ラニマルは、ペットシッターサービス「セワクル」や、結婚式当日のペットの世話・演出をサポートする…
法人キャッシュレス・ソリューション提供の「クラウドキャスト」が7.2億円調達
クラウドキャスト株式会社は、総額7億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 経費精算クラウドサービス「Staple (ステイプル)」や、法人プリペイドカード「Stapleカード」などを…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集