注目のスタートアップ

シニアの生活の困りごとを解決するサービス「まごころサポート」を展開する「MIKAWAYA21」が資金調達

company

2022年6月30日、MIKAWAYA21株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、サントリーウエルネス株式会社と、TBSイノベーション・パートナーズ合同会社です。

MIKAWAYA21は、シニアの生活の困りごとを解決するサービス「まごころサポート」を展開しています。

全国の地域密着型ビジネスを展開する146の加盟店を拠点に、シニアのどんな些細な困りごとでもワンストップで解決するサービスです。

2022年4月からは、シニアの食事サポートを目的としたオリジナルブランド「まごころ食堂」、デジタルデバイスの有効活用を支援するサービス「まごころサポートプラス」をそれぞれ開始しています。

日本では少子高齢化が進展し、65歳以上の人口は2021年に約29%だったものが、2045年には約37%になると予測されています。

国立社会保障・人口問題研究所が公表している「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」(2018年推計)によると、65歳以上の単独世帯数は一般世帯総数よりも増加率が高くなっています。

また、高齢者層では独居率の上昇が著しく、65歳以上の男性では2015年の14.0%から2040年の20.8%に、75歳以上は12.8%から18.4%への上昇が予測されています。女性についても65歳以上では2015年の21.8%から2040年の24.5%まで上昇が予測されています。

このことから、家族や近隣住人・コミュニティに頼ることができない高齢者が増え、それに伴い日常生活における困りごとも増加すると考えられます。

MIKAWAYA21の「まごころサポート」は、こうした高齢者の困りごとを解決するサービスです。

高齢者の生活を支援するサービスとしては、スキルシェアリングを活用したサービスもありますが、「まごころサポート」は地元の事業者と連携してサービスを提供している点が特徴的です。

他社との提携や協業は、ビジネスの拡大や新たなイノベーションを起こすために重要なもののひとつです。「冊子版創業手帳」では、人脈を広げる方法や、商工会議所の活用方法など、販路拡大や提携先をみつけるためのノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ シニア まごころサポート 支援 株式会社 生活 資金調達 高齢者
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

不動産業界向け商談支援サービス「DiSIM」を提供する「ディシム」が資金調達
2022年9月16日、株式会社ディシムは、資金調達を実施したことを発表しました。 ディシムは、不動産商談支援サービス「DiSIM(ディシム)」を提供しています。 マンションなどの不動産販売における商談…
AIを活用した採用支援SaaS「エースジョブ」を開発・提供する「フォワード」が資金調達
2024年10月2日、株式会社フォワードは、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達額は2.35億円となりました。 フォワードは、生成AIを活用した採用支援SaaS「エース…
ファッションに特化したAIを活用したサービスを提供する「ニューロープ」が1億円調達
2019年10月9日、株式会社ニューロープは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファッションに特化したAIを活用したサービスを企業向けに提供しています。 ファッション・スナップを自動…
シニア世代のウェルビーイングを実現する孫世代の相棒サービス「もっとメイト」などを手がける「AgeWellJapan」が1.3億円調達
2025年3月4日、株式会社AgeWellJapanは、総額1億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AgeWellJapanは、シニア世代のウェルビーイングを実現する孫世代の相棒サー…
混雑状況をリアルタイムに可視化する「バカン」にエッグフォワードの出資×コンサルティングの「GOLDEN EGG」で追加出資
2023年2月8日、エッグフォワード株式会社は、出資×コンサルティングで支援する「GOLDEN EGG」スキームで、株式会社バカンなど数社に追加出資を決定したことを発表しました。 バカンは、IoT・A…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集