注目のスタートアップ

ノーコードでデータ連携を実現する連携アプリストア「SaaStainer」などを提供する「ストラテジット」が資金調達 

company

2023年8月28日、株式会社ストラテジットは、2023年1月17日付でHEROZ株式会社より、2.5億円の資金枠の調達について基本合意を行い、同時期に1億円の調達を行ったことを発表しました。第2弾として、2023年8月に1億円の増資による調達を実施します。

ストラテジットは、SaaS連携サービス「Master Hub(マスターハブ)」や、SaaS連携アプリストア「SaaStainer(サーステイナー)」、SaaSを企画・構築・運用するためのプラットフォーム「JOINT(ジョイント)」の提供、SaaS導入支援サービスなどを展開しています。

「Master Hub」は、SaaS間の連携を高品質かつ短納期で実現するAPI連携開発プラットフォームです。

「SaaStainer」は、ノーコードでデータ連携を実現する連携アプリストアです。アプリストアに掲載されている連携アプリは、簡単な設定をするだけでデータの自動連携を可能にします。

「JOINT」は、SaaSを提供する企業のビジネスパートナーとして、企業の成長フェーズごとに必要なサポートを以下の3つの要素で提供するプラットフォームです。
・Products:SaaS企画・構築・運用に必要なノンコアな部分を製品化
・Consulting Services:SaaS企画・戦略策定・API開発等のコンサルティングサービス
・Professional Support:JOINTを活用した保守運用代行・連携アプリ構築代行等のサービス


SaaS(Software as a Service)とは、クラウド上にあるソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスのことです。

インターネット環境さえあればWebブラウザからログインするだけで利用できるほか、保守・管理が不要、月額制であるため初期費用を抑えられるといった特徴があります。

デジタル化が推進される時代においてSaaSは業務効率化などにとって重要な存在であり、大企業・中小企業問わず導入が進められています。

総務省の「情報通信白書令和4年版」によると、世界のSaaS市場は、2020年時点で1,223億ドルの規模であり、2024年には2,337億ドルへと成長すると予測されています。

こうした背景のもと、SaaSを開発・提供する企業も増加しており、こうした企業をサポートするサービスのニーズも高まっています。

SaaSはオンプレミス型と違って導入に高いコストやシステムの構築などを必要としません。そのためコスト面で課題のあるスタートアップや中小企業においても、必要とするシステムを導入できます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

また、社内環境を整備するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ API連携 HEROZ JOINT Master Hub SaaS SaaStainer アプリ コンサルティング サーステイナー ジョイント ストア ストラテジット データ ノーコード ビジネスパートナー プラットフォーム マスターハブ 企画 導入支援 株式会社 構築 資金調達 連携 運用 開発プラットフォーム
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

植物肉「ミラクルミート」開発・製造の「DAIZ」が「焼肉きんぐ」など運営の「物語コーポレーション」と資本業務提携
2021年11月19日、DAIZ株式会社は、株式会社物語コーポレーションと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 DAIZは、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造しています。 …
オーダーメイド介護サービスを運営する「イチロウ」が2.2億円調達
2023年3月8日、イチロウ株式会社は、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社LINKからイチロウ株式会社へと社名を変更したことも併せて発表しています。 イチロ…
中小・ベンチャー企業向けの管理部門BPaaS「コラボ」を展開する「Wewill」が2.46億円調達
2024年12月9日、株式会社Wewillは、総額2億4600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Wewillは、中小・ベンチャー企業の管理部門の生産性と信頼性を向上させるBPaaS「コラボ…
韓国美容医療サポートサービス「aroom」を運営する「CareCraft」が1億円調達
2024年4月16日、株式会社CareCraftは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 CareCraftは、韓国美容医療サポートサービス「aroom(アルム)」を運営しています。 韓…
「FIREBUG」と「マネーフォワードケッサイ」が業務提携しマーケティングの資金調達を支援する「BUG PAY」を提供開始
2021年4月15日、株式会社FIREBUGは、マネーフォワードケッサイ株式会社と業務提携し、「BUG PAY」を、4月15日から共同で提供開始することを発表しました。 FIREBUGは、エンタメDX…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集