注目のスタートアップ

遠隔肌解析サービス「SISI LAB」とパーソナルケアD2Cブランドを展開する「SISI」が資金調達

company

2022年6月21日、株式会社SISIは、資金調達を実施したことを発表しました。

SISIは、遠隔肌解析サービス「SISI LAB」を基軸としたスキンケアをはじめとするパーソナルケアプロダクトを展開しています。

D2Cブランド「SISI」では、シートマスク、保湿化粧液、ウォータリーマスクなどを販売しています。

遠隔肌解析サービス「SISI LAB」では、「SISI」の定期購入時に肌検査キットを同梱し、これによって遠隔で専門家による肌解析を行います。

肌解析の結果はマイページから確認でき、ケアのためのアドバイスを受けられます。

今回の資金は、遠隔肌解析サービスのユーザー体験の改善、ニーズに応える新製品の開発、マーケティング施策の強化、採用活動に充当します。

自社で企画・製造した商品を直接ユーザーに届けるD2C(Direct to Consumer)モデルは、さまざまな領域に広がりをみせています。

その性質から顧客との距離が近いため、顧客の声をプロダクト開発・改善に活かしたりする企業・ブランドが多く、とくにユーザーの悩みの解決を目的としたコスメ・ビューティー領域ではD2Cブランドの成長が目立ちます。

また、趣味嗜好・性質・身体の特徴などは人それぞれ異なるため、個人の悩みを解決するには、その人に合わせてプロダクトをつくることが理想的です。

個々人に合わせてプロダクトを提供するというのはコストのかかる施策でしたが、テクノロジーを活用することでこういったパーソナライズ化を効率的に実現できるようになっています。

D2Cではいち早くこのパーソナライズ化が注目されており、オンライン診断などによってパーソナライズ化した商品を提供するブランドもすでに登場しています。

SISIは、肌解析をコア技術に、主に肌に悩みを持つ人に向けたプロダクトを提供するD2Cブランドを展開しています。

現在、肌解析はスキンケアのアドバイスなどに活用していますが、将来的には商品開発などに活かし、総合的なウェルネスに向き合うブランドへと成長することを目指しています。

D2Cビジネスは、顧客の声を直接聞くことができ、即座にプロダクトに反映できることが大きな魅力です。また、SNSなどインターネットを使ったマーケティングとも相性が良いといわれています。「冊子版創業手帳」では、創業期でも実施できるネットを活用したマーケティングのノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ D2C アドバイス ケア コスメ スキンケア パーソナライズ パーソナル ブランド 化粧品 株式会社 美容 解析 資金調達 遠隔
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

リーガルオペレーションをAIエージェントで支援する「LegalOn」を提供する「LegalOn Technologies」が71.4億円調達
2025年7月24日、株式会社LegalOn Technologiesは、総額71億4000万円の資金調達を発表しました。 LegalOn Technologiesは、リーガルオペレーションに特化した…
3Dプリンターを活用した乳児用頭蓋形状矯正ヘルメット「Qurum」などを展開する「ジャパン・メディカル・カンパニー」と「ステムセル研究所」が資本業務提携
2023年8月29日、株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーは、株式会社ステムセル研究所と資本業務提携したことを発表しました。 ジャパン・メディカル・カンパニーは、CT/MRI等の3次元データから人…
「テラーノベル」が10億円調達 縦型ショートドラマプラットフォーム「テラードラマ」をローンチ
2025年3月25日、株式会社テラーノベルは、10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、縦型ショートドラマプラットフォーム「テラードラマ」をローンチしたことを発表しました。 テラーノベル…
フリースクールや通信制サポート校を運営する「無花果」が資金調達
2023年7月10日、無花果株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 無花果株式会社として通信制サポート校(学習等支援施設)「無花果高等学園」の運営や、教員研修システム開発を手がけるほか、N…
クラウド型AI診断支援ソリューション提供の「DeepEyeVision」が資金調達へ
2020年2月5日、DeepEyeVision株式会社は、資金調達を実施することを発表しました。 引受先は、株式会社ディープコアが運営するAI特化VCファンド「DEEPCORE TOKYO 1号 投資…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集