創業手帳(冊子版)を無料で取寄せ。厳選されたノウハウが詰まった100万人以上の起業家が使っている起業ガイドブックの決定版です。創業手帳の詳細を見る。
創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年6月20日脳卒中リハビリロボットなど医療機器を開発する「東北医工」が資金調達

2022年6月17日、株式会社東北医工は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、「岩手新事業創造ファンド2号」と「もりおかSDGsファンド」です。
東北医工は、関連会社である株式会社ピーアンドエーテクノロジーズで培ったロボティクス技術を活用し、各大学の研究機関との産学連携を推進しながら脳卒中リハビリロボットの共同開発に取り組んでいます。
開発している脳卒中リハビリロボットは、脳卒中などの後遺症による手指の麻痺回復を目的としたリハビリ支援用の医療機器です。
—
脳卒中とは、脳の血管が詰まったり破れたりすることで発生する疾患のことです。
脳卒中による後遺症でもっと代表的な症状が、運動麻痺を主体とした片麻痺(左右どちらかの手足が動きにくくなる症状)です。
麻痺の回復は、発症から2~3か月あたりがピークとなり、その後緩やかに回復していき6か月~1年で回復が頭打ちの状態になります。
そのため麻痺の回復には早期から積極的にリハビリに取り組むことが強く勧められてます。
リハビリは麻痺した部分を動かすことで行っていきますが、間違った動かし方を続けていると悪化するおそれがあるため、作業療法士の専門家の指導を受けながら取り組むことが重要です。
高齢化の進展によって作業療法士を必要とするシーンも増加すると考えられますが、一方で作業療法士は人手不足の状態にあります。
人手不足については、1990年代半ば頃から積極的に作業療法士養成校の設置が進められ、作業療法士の数も大幅に増加したのですが、それ以上に需要が上回っている状態にあります。
そのため人材の拡充だけでなく、作業療法士の業務内容を効率化し、ひとりあたりが対応できる患者数を増やすことも必要となっているのです。
医療機器の開発などは豊富な資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | ピーアンドエーテクノロジーズ リハビリ リハビリテーション ロボット ロボティクス 共同開発 医療 医療機器 東北医工 株式会社 産学連携 脳卒中 資金調達 |
この記事を読んでいる方に編集部からおすすめ


創業手帳のアドバイザーが5,000件のコンサル実績を元に完全に無料で相談中。やることが整理されます。気軽に相談に来てみてください。
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年2月2日、株式会社エアドアは、総額7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また「airdoor(エアドア)」を正式リリースしたこともあわせて発表しました。 「airdoor」…
2022年6月8日、株式会社Gaudiyと、有限会社BALCOLONY.は、株式会社C4C Labsを共同出資により設立することを発表しました。 Gaudiyは、ブロックチェーン技術を活用したファンプ…
2020年3月16日、株式会社REGALIは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Kastane」「Discoat」などを運営する株式会社パルなど、複数のアパレル・ブランドとの連携を開始し…
2019年8月19日、株式会社HERPは、総額4億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スクラム採用プラットフォーム「HERP ATS」を運営しています。 社員主導型の採用方式である…
2020年4月1日、KYCコンサルティング株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 企業向けリスク・データベースの提供や、KYC/AMLに関するコンサルティングを展開しています。 高度なシス…
大久保の視点
2021年新春デジタルベンチャーサミット、スケジュール決定~二日間で成長企業100社の最新ツールを知れるオンライン展示会~ に登壇した。DXの著名な会社が一…
平井大臣がスタートアップ関係者にデジタル化の方向語る 2020/11/25に平井卓也デジタル改革担当大臣が「全手続をスマホで60秒以内で完了したい」とスター…
2020年9月10日、株式会社ペライチは、4億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、印刷・集客支援のシェアリング・プラットフォー…