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2022年6月16日「H.I.F.」が「ファブリカコミュニケーションズ」と中古車購入におけるAIを活用した与信システム事業化に向けた基本合意・トライアル開始

2022年6月16日、H.I.F.株式会社は、株式会社ファブリカコミュニケーションズと、両社のリソースを活用し中古車購入におけるAIを活用した新たな与信サービスの提供に向けた協議・検討を行うことで基本合意書を締結し、トライアルを開始することを発表しました。
H.I.F.は、独自のAI定性与信技術を活用し、AI定性与信審査サービス「二十一式人工知能付自動与信審査回路」、「債権流動化サービス」、決済代行サービス「Fimple決済」、掛金保証サービス「Fimple保証」など、さまざまなFintechサービスを展開しています。
ファブリカコミュニケーションズは、中古車販売業務支援クラウド「symphony(シンフォニー)」を開発・提供しています。
今回検討している協業では、ファブリカコミュニケーションズが開発・運営する「symphony」を導入している中古車販売店に向け、H.I.F.のAI与信審査サービスである「二十一式人工知能付自動与信審査回路」・入金保証・債権流動化を組み合わせて提供し、より多くの消費者がクルマを購入できる仕組みを構築することを目指します。
今後トライアルを行いながら上限金額や支払回数などの詳細について検討していきます。
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自動ブレーキや環境規制に対応するための技術・装置の搭載など、自動車に求められる装備・機能が向上したことで、新車価格は年々上昇しています。
また、コロナ禍による部品供給の遅れで新車納期が遅れ、中古車のニーズが高まり、中古車価格も高騰しています。
一方で、賃金についてはここ20年ほど横ばいであり、自動車を購入することの経済的負担が高まっています。
地方などでは自動車がなければ日常的な生活を送ることが難しいこともあり、自動車は重要な移動手段のひとつなっています。
しかし、こうした経済的な理由により自動車を手に入れられない人がいます。また、日本においては、自動車ローン(オートローン)の審査に通過できず自動車を購入できない人口は年間約200万人にものぼります。
このような人のなかでも、現在では安定して収入を得ることができる、もしくはローンを受け自動車を入手することで安定して収入を得ることができるという人もいるため、新たな与信の仕組みが必要とされています。
H.I.F.株式会社のコメント
このニュースを受けまして、H.I.F.株式会社よりコメントが届きました。
・今回の基本合意締結・トライアル開始の目的は何ですか?
中古車購入の際にカーローンや分割払の与信審査に通らずに車の購入を諦める方が多いと伺い、当社の持つ技術を提供することで解決を図れる部分があるのではないかと考えておりました。
そんな折にファブリカコミュニケーションズ様とのご縁をいただき、ファブリカコミュニケーションズ様が中古者販売業者様に提供するシステムとの相乗効果により、中古車販売業者様、購入者様双方にとってメリットのあるサービスを提供できると判断し、今回のトライアル開始に至りました。
・今後の展望を教えてください。
本件のように当社の技術を使ってより多くのサービス、多くの人に対して与信サービスを提供することで、資金を必要とされている企業、人に対して資金を提供し、経済活動をよりスムーズにできるよう尽力していきたいと考えております。
・読者へのメッセージをお願いします。
今後も当社の持つAI与信審査技術や債権流動化手法等を用いて、「適切な与信付与により将来の可能性を拡げる」ことにより、経済活性化の一助となりたいと考えております。
「お金に困る人がいなくなる」世の中の実現に向けて邁進して参りますので、今後の当社の事業展開にご期待くださいますよう宜しくお願い致します。
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