遊びの予約サイト「アソビュー!」などを運営する「アソビュー」が「静岡銀行」と資本業務提携

tips

2022年5月30日、アソビュー株式会社は、静岡銀行と、業務提携契約を締結したことを発表しました。

アソビューは、遊びの予約プラットフォーム「アソビュー!」、観光・レジャー・文化施設向けSaaS、DXソリューション事業を展開しています。

「アソビュー!」は、全国各地のアウトドアスポーツや、ものづくり体験、遊園地・水族館、日帰り温泉といったレジャーを7,000施設以上紹介する予約サイトです。

法人向けには、レジャー観光・文化施設のチケットの電子化を支援する「ウラカタチケット」、購買データ分析BIツール「ウラカタ分析」、予約管理システム「ウラカタ管理」を提供しています。

また、BtoBtoC向けサービス・ソリューションとして、自治体・観光協会・DMO向け観光商品販売管理システム「AREA GATE」や、旅行観光業B2B販売プラットフォーム「asoview!Agent」を提供しています。

今回の静岡銀行との提携により、静岡県を中心に地域の観光・体験事業者・地方自治体との連携を強化し、地域の活性化、観光・体験事業者に対する金融サービスの企画・運用などを検討しています。

新型コロナウイルス感染症の流行により、観光・レジャー業界は大きなダメージを受けました。

これまで観光・文化施設ではチケットは窓口での販売が多かったのですが、感染症対策のためにチケットの電子化が進み、またこれを契機としてデジタル化・DXが進んでいます。

また、観光・レジャー業界では、旅行会社やオンライン予約プラットフォームを通じたチケットの販売やツアーへの組み込みなども多く行われています。

こうしたプラットフォームを通じた予約では、チケットは郵送や引き換えできるメールの送付などで対応しています。しかしこのやり取りは非常に非効率であり、観光・レジャー事業者、旅行会社共に大きな負担となっています。

そこでチケットの電子化と合わせ、システムを構築するということが必要です。

アソビューはこういった側面から、観光・レジャー業界のデジタル化・DXに取り組んでいます。

アフターコロナでは、訪日観光客のリバウンド需要が予測されているため、観光・レジャー事業者は今のうちにDXを実現することが急務となっています。

デジタル時代において企業を成長させるためには、デジタル化やDXの推進が欠かせません。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ DX SaaS アソビュー サイト プラットフォーム レジャー 予約 文化 施設 株式会社 業務提携 観光 資本業務提携 遊び 静岡銀行
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【12/23締切】「DXセレクション2025」募集開始
経済産業省は、「DXセレクション2025」の募集を開始したことを発表しました。 「DXセレクション」は、デジタルガバナンス・コードに沿った取り組みを通じてDXで成果を残している、中堅・中小企業等のモデ…
パーソナライズ幼児教育キット提供の「Palett」が事業開発を行う「アルゴリズム」と資本業務提携
2022年5月18日、株式会社Palettは、株式会社アルゴリズムと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Palettは、3~6歳の子どもを対象としたパーソナライズ幼児教育キット「クラウン…
自動車フリマ「カババ」を運営する「アラカン」が資金調達
2023年11月17日、株式会社アラカンは、資金調達を実施したことを発表しました。 アラカンは、中古車の個人売買プラットフォーム「カババ」を運営しています。 中古⾞の状態を専⾨の査定⼠が⾒極め、その価…
ベトナム人を中心としたITエンジニアを活用したラボ型開発事業を展開する「freecracy」がITエンジニア向けエージェントサービスなどを展開する「NKC ASIA」と資本業務提携
2022年9月28日、freecracy株式会社は、株式会社NKC ASIAと、資本業務提携契約を締結することを発表しました。 freecracyは、ベトナム人を中心とした50万人のエンジニアデータベ…
相続税申告書作成クラウド・サービス提供の「better」が5,000万円調達
2020年1月15日、株式会社betterは、約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ニッセイ・キャピタル株式会社です。 また、相続税申告書が作成できるクラウド・サービス「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集