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2022年1月20日「マイクロリンク」が製造業のDXを推進するクラウドサービス「IoTGO DX」をリリース

2022年1月19日、株式会社マイクロリンクは、新サービス「IoTGO DX(アイオーティーゴーディーエックス)」を発表しました。
マイクロリンクは久野金属工業株式会社と共同で、製造現場の機械の生産性を向上させるクラウドサービス「IoTGO」を開発し、2018年から提供しています。
システム機器にセンサーとIoT端末を設置することで、製造ラインの稼働率、直当たり稼働率比較、稼働時間、サイクルタイムなど様々なデータを自動で取得・集計・分析し、製造現場の生産性向上を支援するものです。
今回発表した新サービス「IoTGO DX」は、「IoTGO」による機械の生産性の向上に加え、ペーパーレス化・品質向上・ノウハウ共有・全業務の進捗の可視化を行うことで、製造現場全体のDXを推進するクラウドサービスです。
製造業におけるデジタル化は、これまで人力で行っていた作業や紙での情報管理などのアナログで非効率的な業務を、AIシステム、ロボット、IoT機器などのテクノロジーを活用することにより改善し、生産性を向上させることを目的としています。
現在製造業においては、生産管理・在庫管理のシステム化・ペーパーレス化、生産ラインへのロボットやAI機器の導入、データ収集・可視化を目的とした既存の施設・機器へのIoT機器の取りつけなどのデジタル化が進んでいます。
また、製造現場ではアナログな計器しか搭載していない機器も多いため、その場合は目視で確認して手作業でデータを記入しなくてはなりませんでした。
不便な環境であることも多く、立った状態や屈んだ状態など、体勢が制限されることもあり、ノートパソコンではデータを記入できないこともあります。これも紙が長く使われていた理由のひとつだと考えられます。
しかし近年ではスマートフォンやタブレットの普及によってデバイスも身軽になったため、製造現場のペーパーレス化も進んでいます。
マイクロリンクは、久野金属工業と共同で、実際の生産ラインでの実地検証を重ね、製造現場における使いやすさを考慮したプロダクト開発を行っていることが特徴的です。
効率化はどの企業でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、効果的なシステムやツールを選定・導入するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。
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