「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」補助金 11/11にオンライン事業説明会が開催

subsidy

2021年11月2日、文化庁は、令和4年度「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」について発表しました。

文化財が観光のひとつのテーマとなるよう、歴史的背景に基づいた復元行事や展示・体験プログラム等を構築する取り組みに補助金を交付するものです。

復興行事や体験プログラムだけでなく、当時の調度品や衣装等の再現等により当時の生活を再現するなど、訪日外国人観光客等が、日本の文化を理解・体験できるような事業が対象です。

「対象者」
・法人(地方公共団体、民間団体等)または、DMO等によって構成される協議会等
・協議会等は、補助対象事業を実施するために必要な運営上の基盤を有する、次の4つの要件を満たすこと
 ・定款に類する規約を有すること
 ・団体の意志を決定し、執行する組織が確立していること
 ・自ら経理し、監査する会計組織を有すること
 ・活動の本拠となる事務所等を有すること

「事業説明会」
・日時:2021年11月11日(木)13:30~15:00
・会場:Zoomによるオンライン形式
・定員:先着100団体(最大500名)

日本には2021年11月1日時点で、国宝が1,130件、重要文化財が13,342件あります。

またこれは国によって指定された「重要」な文化財であるため、ほかにも日本各地には数え切れないほどの文化財があります。

文化財は保存・活用する人がいなければ喪失してしまう危険性があります。

しかし近年、社会状況の大きな変化によって文化財の継承の基盤であるコミュニティが脆弱になっていることが課題となっています。

このことから、文化財を継承していく取り組みが推進されています。

また文化財は地域・地方の観光資源として活用することができるため、継承と観光を両立するような取り組みの推進が重要であり、今回のような補助金事業が行われています。

ARなどテクノロジーを活用した取り組みも対象であるため、ベンチャー企業の参入の余地もあります、

城など保護された文化財を活用できるチャンスでもあるため、検討してみる価値はあるでしょう。

他業種との提携や協業は、収益を伸ばすだけでなく、新たなイノベーションにもつながるかもしれません。「冊子版創業手帳」では、人脈の広げる方法や、商工会議所の活用方法など、販路拡大や提携先をみつけるためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業 プログラム 事業説明会 文化 文化庁 文化財 補助金 観光
詳細はこちら

令和4年度 文化庁補助金事業「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」来年度の事業説明会を11月11日(木)にオンライン開催

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「災害時に備えた地域におけるエネルギー供給拠点の整備補助事業(地下埋設物等の入換工事)」補助金
一般社団法人全国石油協会は、令和5年度「災害時に備えた地域におけるエネルギー供給拠点の整備補助事業(地下埋設物等の入換工事)」について発表しました。 災害時における石油製品の安定供給体制の確保を目指す…
「ポケットマルシェ」と「日本航空」が大学生・生産者による共創プログラム「青空留学」を実施
2021年6月28日、株式会社ポケットマルシェは、日本航空株式会社と共同で、コンソーシアム構想「Japan Vitalization Platform(JVP)」に取り組むことを発表しました。 「JV…
上質な体験を提供する予約ECサービス「Otonami」を展開する「Japan Culture and Technology」が「J.フロントリテイリング」と資本提携
2023年4月6日、Japan Culture and Technology株式会社は、「JFR MIRAI CREATORS Fund」からの出資を受け、J.フロントリテイリング株式会社との資本提携…
子どものための運動教室「LUMO」や就労支援事業「LUMO+」を手がける「Gotoschool」が4,000万円調達
2023年11月17日、株式会社Gotoschoolは、4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Gotoschoolは、子どものための運動教室「LUMO」や、就労支援事業「LUMO+」…
旅行プランを自動作成できるアプリ「bitter」リリース
平成30年9月6日、旅のプランが自動で作成できるiPhoneアプリ「bitter」がリリースされました。 リリースしたのは、ウェブブラウザ「Sleipnir」やモバイルブラウザ「Sleipnir Mo…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集