創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年10月20日ITエンジニア向け見積もり作成効率化SaaS提供の「Engineerforce」が3,500万円調達

2021年10月20日、株式会社Engineerforceは、総額3,5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ITエンジニアの見積もり作成を効率化するSaaS「Engineerforce」を提供しています。
通常、表計算ソフトで作成・管理を行っていた見積もりを、クラウド上で作成・一元管理することにより、作成の効率化とナレッジ共有を実現し属人化を防ぐサービスです。
ITエンジニアは、仕事を受注した場合など、見積もりを作成する機会が多くあります。
通常、見積もりを出すさいには、工数計算を行います。
工数計算はタスクを細分化し、どれだけの期間でどれだけの仕事ができるかを概算します。
どれだけの時間がかかるかといったことは、過去にやった類似案件から推測することとなります。
これらをまとめ、金額を計算することで見積もりを作成します。
ITエンジニアが作成した見積もりは多くは内部情報であり、顧客に提出する見積書は、この見積もりを参考に営業が作成します。
精度の高い工数計算のためには、ITエンジニアとしての経験や案件データが蓄積・管理されているかが重要となります。
しかしITエンジニアが出す見積もりは内部情報であるため、多くは表計算ソフトで作成・管理されています。
このことから、案件データを探すことに時間がかかったり、別のエンジニアが作成した見積もりが共有されていないといった課題が生じてしまいます。
このITエンジニアの見積もりの作成が効率化されれば、人手不足にあるITエンジニアの負担は減りますし、また見積もり作成にかかっていた時間を、顧客への提案活動などに回すことができます。
創業期はコストの面から、業務効率を向上させるツール・サービスを厳選して導入する必要があります。「冊子版創業手帳」では、創業期に特化した社内システムの構築のノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | IT SaaS エンジニア クラウド ナレッジ 一元管理 作成 共有 効率化 株式会社 見積もり 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年2月15日、株式会社Polyuseは、総額7億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Polyuseは、建設用3Dプリンターを中心とした建設業界特化型のハードウェア、ソフトウ…
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和5年度「サイバーセキュリティ対策促進助成金」の募集内容を決定したことを発表しました。 令和5年度(2023年度)からの変更点 助成下限額を30万円から10万円…
2024年6月18日、オーティファイ株式会社は、総額約20億円(1,300万米ドル)の資金調達を実施したことを発表しました。 オーティファイは、AIを活用したソフトウェアテスト自動化ツール「Autif…
2022年10月11日、ノバルス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、象印マホービン株式会社です。 ノバルスは、乾電池を使う製品のモニタリングや遠隔での出力制御を実現するコネク…
2021年3月31日、株式会社MFSは、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンライン住宅ローン・サービス「モゲチェック」を運営しています。 過去4,000件以上の審査結果…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

