「ジェトロ」が拠点都市8カ所においてオンラインによるアクセラレーションプログラムを実施

subsidy

2021年8月26日、ジェトロ・スタートアップ支援課は、内閣府「スタートアップ・エコシステム形成推進事業」拠点都市8カ所のスタートアップを対象としたアクセラレーションプログラムをオンラインで実施することを発表しました。

このアクセラレーションプログラムは、世界トップレベルのアクセラレーターとジェトロが提携し、日本のスタートアップのグローバル展開を支援することを目的としたものです。

販路開拓・事業提携・資金調達を目的とした「Global Scale」ステージと、グローバル展開の基礎知識の習得と海外市場展開意欲向上を目的とした「Global Preparation」ステージの、2つのステージが用意されています。

「Global Scale」には6つの専門コースが設定されています。
・Global Scale:分野問わず
・Enterprise:B2B、B2B2C、SaaS
・Bio/Healthcare:バイオ、デジタルヘルス、ヘルスケア、医療機器
・CleanTech:クリーンテック、マテリアル、エネルギー、サスティナビリティ
・University:大学発、ディープテック

「Global Scale」ではそれぞれのコースごとに10~15社(計60~70社)、「Global Preparation」では40~50社程度の支援を行います。

プログラム参加対象は、「スタートアップ・エコシステム拠点都市」のスタートアップ企業です。
・スタートアップ・エコシステム東京コンソーシアム(東京都、川崎市、横浜市、和光市、つくば市、茨城県等)
・Central Japan Startup Ecosystem Consortium(愛知県、名古屋市、浜松市等)
・大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアム(大阪市、京都市、神戸市等)
・福岡スタートアップ・コンソーシアム(福岡市等)
・札幌・北海道スタートアップ・エコシステム推進協議会 (札幌市等)
・仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会 (仙台市等)
・広島地域イノベーション戦略推進会議 (広島県等)
・北九州市SDGsスタートアップエコシステムコンソーシアム (北九州市等)

募集期間は、2021年8月26日(木)~9月27日(月)17時です。

参加費は無料となっています。

日本のマーケットの規模を考え海外展開を目指すスタートアップは少なくありません。しかしなかなか成功事例が生まれていません。

多くのビジネスはなんらかの課題を解決するものですが、海外でもその課題を抱えている場所はあります。

つまりニーズはあるのです。海外展開が成功しないのは、そのニーズを把握しきれていないことが大きな要因です。

そのため、自身・自社がよく見知っている国や信用できるパートナーのいる国からグローバル展開をはじめていくスタートアップもいくつか見られます。

また、海外のVCの力を借りられるのであれば、これほど頼もしいものはないでしょう。

海外市場は非常に大きな市場であるため、参入することで利益の向上を見込めます。「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 公募
関連タグ アクセラレーター ジェトロ スタートアップ プログラム 事業提携 支援 海外 海外展開 販路開拓 資金調達
詳細はこちら

全国8拠点スタートアップを対象とする集中支援プログラムの募集を開始

資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

新卒採用支援サービスを提供する「ABABA」が12.5億円調達
2025年3月7日、株式会社ABABAは、総額12億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ABABAは、ダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」や、就活版全国共通模試「REAL…
自動+手動ハイブリッドのDXソリューション「AutoDate」を提供する「Marsdy」が資金調達
2025年6月16日、株式会社Marsdyは、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は6.8億円となります。 Marsdyは、自動+手動ハイブリッドのDXソリューション「AutoD…
スペースデブリ除去など軌道上サービスに取り組む「アストロスケールホールディングス」が「みずほ銀行」と30億円の融資契約を締結
株式会社アストロスケールホールディングスは、株式会社みずほ銀行と、総額30億円の融資契約を締結したことを発表しました。 アストロスケールホールディングスは、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去など、軌道上サ…
高齢者の転倒による骨折を減らす転んだ際に柔らかくなるマット「ころやわ」提供の「Magic Shilds」が1.4億円調達
2021年11月5日、株式会社Magic Shieldsは、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 歩いているときの硬さと、転んだときの衝撃吸収性を両立した置き床である「ころや…
大雨に伴う災害に関して石川県6市町の被災中小企業・小規模事業者に支援措置
2024年9月24日、経済産業省は、気圧と前線による大雨に伴う災害に関して、石川県の6市町(七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋郡志賀町、鳳珠郡穴水町、鳳珠郡能登町)に災害救助法が適用されたことを踏まえ、被災…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集