注目のスタートアップ

ポッドキャスト「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」運営の「COTEN」が8,400万円調達

company

2021年6月30日、株式会社COTENは、総額8,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ポッドキャストによるラジオ番組「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」を運営しています。

番組は、Spotify、Apple Podcast、Google ポッドキャスト、Stitcher、Podbean、Anchor、Voicyで配信しています。

またCOTENは、世界史のデータベース化にも取り組んでいます。

世界史のデータベース化とは、別の切り口で語られた歴史情報・知識を、同じ型にそろえて整理することとCOTENは定義しています。

これにより歴史的事象を俯瞰的に捉えることや、横並びでの比較・調査を可能にすることを目的としています。

国内における音声コンテンツ市場は、総務省の「令和元年版情報通信白書」によると、2017年の市場規模は約7,500億円で、音楽が72%、ラジオが27%、ネットオリジナルは1%(約82億円)であり、インターネット上の音声コンテンツ市場は非常に小さいことがわかります。

しかしラジオ配信アプリの盛り上がりや運営事業者が資金調達に成功していることなどから、音声コンテンツには潜在的な需要があるとみられています。

じっさい米国における音声広告の広告収入は右肩上がりで、音声市場全体が伸びていることがわかります。

また音声広告の効果についてもエンゲージメントを高める効果や、ブランド認知が高くなるといったことが明らかになっており、マーケティングにおいても注目されています。

音声コンテンツでは、広告があっても押し付けがましくなく、印象がいいというアンケート結果もあります。まだ大きく注目されていませんが、ビジネスのPRの場としても有効かもしれません。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ COTEN COTEN RADIO データベース化 ポッドキャスト ラジオ 株式会社 歴史d 歴史を面白く学ぶコテンラジオ 資金調達 配信 音声コンテンツ
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

独自のDNA/RNA編集技術による遺伝子治療薬の創薬・研究開発を行う「エディットフォース」が3億円調達
2023年5月22日、エディットフォース株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 直近では、2023年3月に18億円の資金調達を発表しています。 エディットフォースは、ISCO株…
少量データでもリアルタイム学習「QuantumCore」が1.6億円調達
株式会社QuantumCoreは、総額約1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 学習時の計算に必要なデータ量や計算力を著しく節約することができる、独自のリザーバ・コンピューティング…
「マイカー賃貸カルモ」で最長11年の契約が可能に
2019年7月2日、ナイル株式会社は、「マイカー賃貸カルモ」において、2019年7月1日から、最長11年の契約形態を設けたことを発表しました。 「マイカー賃貸カルモ」は、月額定額料金でマイ・カーを保有…
EV用普通充電器などを開発・提供する「ジゴワッツ」が1億円調達
2022年10月18日、株式会社ジゴワッツは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジゴワッツは、電気自動車(EV)用普通充電器「Ella」や、自動車用スマートロックシステム「Virt…
データを中心としたDX支援を展開する「アイディオット」が「エイチ・アイ・エス」から資金調達
2022年6月30日、株式会社アイディオットは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社エイチ・アイ・エスです。 アイディオットは、DX支援事業や、データ売買マッチングプラットフォー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集