店舗クラウドPOSシステムの「スマレジ」と倉庫業務効率化SaaSの「ロジクラ」が連携開始

tips

2020年10月15日、株式会社ロジクラは、株式会社スマレジと連携することを発表しました。

ロジクラは、入荷から在庫管理、受注オーダーの自動取り込みから出荷までの全ての物流オペレーションを一括管理することができる、クラウド在庫管理ソフト「ロジクラ」を提供しています。

スマレジは、iPadやiPhoneを使った店舗クラウドPOSシステム「スマレジ」を提供しています。

今回の「ロジクラ」と「スマレジ」のシステム連携を活用することで以下のメリットを得ることができます。
・店舗からも倉庫からも配送できるフルフィルメントネットワークの構築
・倉庫在庫と店舗在庫の統合管理の実現と、在庫の適性コントロールによる欠品させないオペレーションの構築

小売業界はいくつもの課題を抱えています。まず、国内市場の縮小が挙げられます。今後、総人口の減少にともなって顧客数が減っていくことが予想されています。

また、インターネットの普及により、消費の中心がインターネットになったことも挙げられます。これにより、リアル店舗で商品の現物を確認したあと、ネット通販で購入する消費者が多くなりました。

小売業が利益を上げていくためには、実店舗の強みを生かした、オムニチャンネル戦略が有効だといわれています。

この戦略の実現のためには、ネットとリアルの融合を前提にした物流基盤の強化が欠かせません。

小売事業者は、店舗という出荷拠点を持っているため、店舗在庫をうまく活用することで、スピーディな配送を実現することができます。

また、消費者のライフスタイルに合わせた、“店舗受け取り”などの付加価値を提供するためには、複雑な管理業務を処理するシステムを構築する必要があります。

プロダクトを開発したあとは販売のことを考えなくてはなりません。「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットを活用したマーケティングについて詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ API POS クラウド スマレジ ロジクラ 倉庫 在庫管理 小売 店舗 株式会社 業務効率化 連携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

和牛受精卵の⽣産・販売・移植・技術開発を手掛ける「ノースブル」が資金調達
2022年7月29日、株式会社ノースブルは、資金調達を実施したことを発表しました。 ノースブルは、和牛受精卵の⽣産・販売・移植・技術開発を展開しています。 和⽜の受精卵の買い取り・生産、乳牛への移植・…
VCの「Angel Box」がベトナムの医師と患者向け医療アプリ「MEQUY」を開発する「Lea Bio」に出資
2022年5月13日、株式会社Angel Boxは、Lea Bio株式会社に出資したことを発表しました。 Lea Bioは、ベトナムの医師と患者向け医療アプリ「MEQUY」を開発しています。 来院する…
デジタル・マーケティング事業など展開の「インフィニティエージェント」が資本金を6,000万円に増資
2020年8月11日、株式会社インフィニティエージェントは、2020年8月7日付で資本金を6,000万円に増資したことを発表しました。 運用型広告をメインに、デジタル・マーケティングに関する総合的なコ…
中国をメインとする貿易業の「INSIGHT WORKS」が国内中小企業向け中国ビジネス・モデルをスタート
2020年1月16日、INSIGHT WORKS株式会社は、国内中小企業向け中国ビジネス・モデルをスタートしたことを発表しました。 中国をメインとした貿易業を営み、OEM制作業、許認可代行業、コンサル…
微生物発電装置を開発する「Cell-En」が資金調達
2025年10月20日、株式会社Cell-Enは、資金調達を発表しました。 Cell-Enは、微生物発電装置を開発しています。 発電する微生物は各地域で独自に単離したものを用い、栄養分は食品廃棄物や農…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集