誤り耐性型汎用量子コンピューターの実現を目指す「Qubitcore」が15.3億円調達

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資金調達

2026年4月27日、Qubitcore株式会社は、総額15億3000万円の資金調達を発表しました。

Qubitcoreは、沖縄科学技術大学院大学(OIST)発のスタートアップです。

誤り耐性型汎用量子コンピューター(FTQC)の実現を目指しています。

中核技術は、量子ビットと光子の高効率な相互作用を可能とする微小光共振器を統合した量子光接続インターフェースです。この技術をコアに、まずは分散型量子コンピューターの研究開発と社会実装に重点的に取り組んでいます。

今回調達した資金は、研究開発の加速、共同研究・実証パートナーの開拓、採用・組織体制の強化に活用します。


量子コンピューターは、量子力学の特徴である重ね合わせや量子もつれを利用して計算を行う新しいタイプのコンピューターです。特定の計算では、従来のコンピューターでは難しい高速処理が期待されており、世界中で研究が進んでいます。近年は、組合せ最適化に特化した量子アニーリングや量子インスパイアド計算が実用化されていますが、より幅広い処理が可能な汎用量子コンピューターの実現は、依然として大きな課題です。

汎用量子コンピューターに使われる量子ビットは外部の影響に弱く、温度変化や振動、電磁ノイズによって簡単にエラーが起きます。この不安定さが、大規模な量子計算を実現するうえで最大の障壁となっています。そのため、エラーを検出しながら計算を続けられる誤り耐性型量子コンピューター(FTQC)が重要視されています。

Qubitcoreは、量子ビットと光を効率よく結びつける微小光共振器を用いた量子光接続インターフェースを中核技術としています。この技術は高効率な光接続と分散型量子計算の構築を可能にし、FTQCに必要な大規模化への現実的な道筋を示します。

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