注目のスタートアップ

人財×デジタルにより人手不足の課題を解決する「コクー」が6.1億円調達

company

2023年10月11日、コクー株式会社は、総額6億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

コクーは、労働人口減による人手不足を「人財」×「デジタル」で解決することを目的に、ITインフラ事業、EXCEL女子事業、デジタルマーケティング事業、RPA事業、REALVOICE事業の5つの事業を展開しています。

ITインフラ事業では、顧客企業の要望・課題に対し、常駐サービスや受託サービスを提供しています。

EXCEL女子事業では、Excelやマクロを駆使できる人材派遣サービスや、Excel研修サービスを提供しています。

デジタルマーケティング事業では、MA/CRM/SFAの導入・運用、Web広告運用やWebサイト制作など、顧客先に常駐しデジタルマーケティング業務の人材不足と運用の定着化を支援しています。

RPA事業では、ツール利用料が無料で、必要なときだけサポートを頼むことができるRPAツール「マクロマン」を提供しています。

REALVOICE事業では、全国の不動産仲介会社に向け、反響数/来店数の向上、教育、追客、他決理由の把握を行うクチコミプラットフォームを展開しています。

今回の資金は、プロダクト・サービス開発、人材採用、組織力の強化に充当します。

また、今回の各引受先との連携を強化し、「DX人財輩出企業No.1」実現に向け、「ダイバーシティ&インクルージョン」「地方創生」「業務提携」をより推進してまいります。


日本は急速に少子高齢化が進行しています。生産年齢人口は1995年をピークに減少が続いています。

こうした背景から人手不足に陥る企業の割合が年々増加しており、コロナ禍以降はさらに人手不足が進行しています。

企業の人手不足の課題を解決するには、デジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現し、企業の生産性を向上させることが重要です。

そして企業のデジタル化を推進するには、デジタルに精通した人材の存在が重要です。

コクーは、人材とデジタルをかけ合わせ、企業のニーズに合わせたサービスを提供しています。

創業期はフットワークの軽い運営が求められます。事務作業などをアウトソーシングすることで、企業を成長させることに集中することができます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

また、円滑に業務を進めるには組織をしっかりと構築することも重要であり、そのための資金調達なども必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、融資やVCから出資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Excel ITインフラ RPA コクー デジタル デジタルマーケティング 人手不足 人材 人材不足 人材派遣 株式会社 研修サービス 課題 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

コミュニティ運営を円滑にするスマホ・アプリ展開の「KOU」が資金調達
2019年5月8日、株式会社KOUが、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社アカツキです。 また、社外取締役としてアカツキの代表取締役CEOである塩田元規氏が参画したことを併せて発…
仮想発電所ベンチャーの「操電」が資金調達
2025年10月17日、株式会社操電は、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は22.6億円となりました。 操電は、仮想発電所ベンチャーとして複数の事業を展開しています。 EV充電…
ダイヤモンド半導体を開発する「大熊ダイヤモンドデバイス」が1.4億円調達
2023年5月24日、大熊ダイヤモンドデバイス株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 大熊ダイヤモンドデバイスは、ダイヤモンド半導体を開発する、北海道大学および産業…
検索型FAQシステム「Helpfeel」提供の「Nota」が6億円調達 「株式会社Helpfeel」に社名変更
2022年9月5日、Nota株式会社は、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年10月1日から、株式会社Helpfeelに社名を変更することも併せて発表しています。 Not…
ヘアカラー専門店「fufu」を運営する「Fast Beauty」が17億円調達
2025年11月13日、株式会社Fast Beautyは、総額約17億円の資金調達を発表しました。 Fast Beautyは、ヘアカラー専門店「fufu」を運営しています。 CRM・予約・KPI管理な…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集