創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年8月28日画像認識AIを用いた各種ソリューションを開発・提供する「サイバーコア」 「電気興業」による株式取得・「電気興業」グループへ参画
2023年8月25日、株式会社サイバーコアは、電気興業株式会社(DKK)とサイバーコアの発行済株式を取得する株式譲渡契約および第三者割当増資に関する総引受契約を締結し、DKKグループに参画することを発表しました。
サイバーコアは、画像認識AIを用いた各種ソリューションを開発・提供しています。
セキュリティ、リテール、公共交通(鉄道など)、FA(ファクトリーオートメーション)、自動車など、さまざまな業界・分野に技術・ソリューションを提供しています。
DKKは、電気通信インフラを整備する会社として誕生し、その後、誘導加熱技術を用いた高周波分野にも事業展開しています。
2022年4月からソリューション事業を本格的に立ち上げ、新たな事業領域の拡大に取り組んでいます。
今回の提携により、サイバーコアが培ってきた画像AIやセンシングAI技術と、DKKが培ってきた無線通信技術やカメラ・センサーを中心としたセンシング技術をかけ合わせ、両社の強みを活かしたソリューションビジネスを展開します。
さまざまな業界・分野でデジタル化やDXが推進されるなか、AI(人工知能)は業務効率化や事業の高度化を実現するテクノロジーとして導入・活用が進んでいます。
なかでも画像に関するAI技術は汎用性が高く、工場における製品・部品の不具合検出、防犯カメラにおける不審者・異常行動の検知、交通量調査、スポーツにおける動作解析など、多岐にわたる領域で効率化や革新をもたらしています。
サイバーコアは、世界的なコンピュータビジョン(CV)のカンファレンス「CVPR」で行われた2021年・2022年のAI国際コンペティションで部門優勝しているほか、NIST(米国国立標準技術研究所)が実施した顔認証技術のベンチマークテスト(2022年)においてカテゴリで世界9位・日本企業中1位となるなど、技術力の高さに定評のある企業です。
事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI DKK カメラ グループ参画 サイバーコア センサー センシング センシング技術 ソリューション 技術 提供 株式会社 無線通信技術 画像 画像認識 通信インフラ 開発 電気興業 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年6月30日、株式会社FUNDiTは、NOW株式会社が運営するファンドと株式会社エアトリを引受先とする第三者割当増資を臨時株主総会で決定したことを発表しました。 FUNDiTは、IT領域での事…
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和6年度「高齢者向け新ビジネス創出支援事業」について発表しました。 東京都が設定した高齢者向けビジネスにおける支援テーマに沿い、都内の中小企業者等が高齢者を対象…
2022年1月25日、株式会社ウォールオブデスは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、提供する「OTOAKA」において新機能「snack」をリリースしたことも併せて発表しました。 ウォールオ…
2022年11月29日、株式会社SEESAWは、株式会社Relicと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 SEESAWは、新規事業のUI/UXやブランディングに特化したデザインコンサルティ…
2024年3月15日、株式会社Thirdverseは、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、この資金調達に伴い、株式会社ベリサーブと出資契約を締結し、資本業務提携を行いました。 直近で…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…