「eMind」が東北大学との共同研究講座「てんかんスマート医療共同研究講座」においててんかん患者向けスマホアプリ「eMind for Medical Research」の提供を開始

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2023年4月20日、株式会社eMindは、東北大学大学院医学系研究科による「てんかんスマート医療共同研究講座」において、eMindは2023年4月からてんかん患者向けに「eMind for Medical Research」の提供を開始したことを発表しました。

「てんかんスマート医療共同研究講座」は、eMindが保有する、スマートフォンやウェアラブルデバイスなどから得られるデータを用いたAIによる予測技術をてんかん分野に応用し、てんかん患者の身体的・精神的・社会的側面を支援することを目的として、2022年10月に設置されたものです。

2023年4月から、東北大学病院のてんかん入院患者を対象に、入院精査期間中の各種生体信号・行動情報、心理社会的側面の評価データ、専用のスマートフォンアプリによる日常生活におけるデータをAIにより解析することで、てんかん発作の予知や心理状態の推論モデルを研究し、身体的・精神的・社会的アセスメントと、その相関性に関する検証を開始します。

将来的にはこの研究成果をもとに、てんかん診療をサポートするシステムの社会実装を目指します。

eMindは、スマートフォンから得られるデータをもとにうつ病の重症度を予測する特許技術を保有しています。この技術を活用し、企業で働く従業員とその組織を支援するサービス「eMind for Business」を2022年10月から提供開始しています。


てんかんとは、脳の神経細胞(ニューロン)に突然発生する激しい電気的な興奮により発作としてあらわれる病気です。

てんかんの原因はさまざまですが、脳の障害など原因がわかっている「症候性てんかん」と、原因がわからない「特発性てんかん」に分けられます。てんかんは100人に1人の割合でいるといわれており、日本全国には約100万人の患者がいると推定されています。

てんかんのうち70%~80%は、薬や外科治療によって発作をコントロールできます。適切な治療を続けることで完治し、とくに小児期に発症した特発性てんかんは治りやすく、80~90%は将来的に服薬を止めることが可能といわれています。

一方、てんかんのうち20%~30%は薬や外科治療を用いても発作を止めることができない難治性てんかんです。

突発的なてんかん発作は、転倒した際などに身体に大きな怪我を負ってしまう危険性があり、常に不安を抱えたまま生活しなくてはなりません。

また、てんかん発作による自動車事故などの事故は度々報道されることがあるように、当人以外に怪我を負わせたり、場合によっては死亡事故につながる可能性もあります。

そのためてんかん発作は社会的に非難の目を浴びる場合があり、てんかんを抱える人は社会的にも抑圧されている状態にあります。

もし、スマートフォンやウェアラブルデバイスでてんかんの発作が予知できるようになれば、てんかんを抱える人のQOLは大きく向上することでしょう。

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