マイナンバーカードで公的個人認証ができるスマホアプリ「IAM<アイアム>」がリリース

tips

2022年8月9日、シフトプラス株式会社は、「IAM<アイアム>」をリリースしたことを発表しました。

「IAM<アイアム>」は、NTTコミュニケーションズ株式会社と共同開発した、マイナンバーカードを使用した本人確認や電子署名を行う公的個人認証が可能なスマホアプリです。

従来のマイナンバーカードを利用した公的個人認証にはPCとカードリーダーが必要でしたが、このアプリを利用することでアプリのみでの公的個人認証を可能にします。

公的個人認証は、自治体での各種オンライン申請で必要となる、マイナンバーカードを使った本人確認と電子署名のことです。

マイナンバーカードの普及率は、2022年7月末時点で45.9%となっています。

2016年から開始されたマイナンバーカード制度は、行政手続きのオンライン化や、手続きの効率化、所得状況の把握などを目的としています。

一方で、制度がはじまった当初は、利用できる手続きが少なかったこともあって利便性がそこまで高いわけではありませんでした。

そのためマイナンバーカードを取得する人が少なかったのですが、近年ようやくさまざまな場所で利用できるようになってきており、マイナポイントなどのマイナンバーカード普及のための取り組みもあって普及率が高まっています。

また、行政手続きのオンライン化はコロナ禍によってその重要性が高まっており、政府は自治体と協力し、2022年度末を目処に全自治体で、国民の利便性向上に役立つ手続きをマイナポータルから行えるようにすることを掲げています。

それ以外の各種行政手続きについても積極的なオンライン化が推進されており、今後さらにマイナンバーカードを利用した手続きが一般化していくと考えられます。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ IAM NTTコミュニケーションズ アイアム アプリ シフトプラス マイナンバー マイナンバーカード 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」を提供する「コミューン」が55億円調達
2025年9月3日、コミューン株式会社は、総額55億円の資金調達を発表しました。 コミューンは、コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」や社内コミュニティサービス「Commune for…
スマート水田サービス「paditch」を開発・運営する「笑農和」が資金調達
2023年12月22日、株式会社笑農和は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社脱炭素化支援機構です。 笑農和は、スマート水田サービス「paditch(パディッチ)」を開発・運営し…
「福祉はぐくみ企業年金基金」を中心に企業年金制度の導入・設計をサポートする「ベター・プレイス」が3.8億円調達
2023年8月23日、株式会社ベター・プレイスは、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベター・プレイスは、「福祉はぐくみ企業年金基金(はぐくみ基金)」の導入設計・サポートや…
「INT」がモバイルオーダーサービスを提供する「QRfoodJAPAN」の株式取得・業務提携
2023年8月16日、INEST株式会社は、2023年8月14日開催の取締役会において、子会社のINT株式会社が、株式会社QRfoodJAPANの株式を取得し、QRfoodJAPANとの間で業務提携契…
顧客データ統合ツール「MAGNET CDP」がノーコード・データベース・サービス「Airtable」とAPI連携開始
2021年3月24日、株式会社KIYONOは提供する「MAGNET CDP」において、Airtableが提供する「Airtable」とのAPI連携を2021年4月から開始することを発表しました。 KI…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集