武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の現役学生が起業 ライブ配信を遠隔でサポートする「株式会社Emer」を設立

tips

2022年6月23日、学校法人武蔵野大学は、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の1年生・板本大輝氏が株式会社Emerを設立したことを発表しました。

Emerは、ライブ配信を遠隔でサポートするサービスの実現のために設立された企業です。

主に、リソースに限りのある地方の中小企業の、ライブ配信がしたくてもできないという課題を解決することを目的としています。

具体的には、ライブ配信したい企業・団体・個人に機材を配送し、ネット経由で遠隔オペレーションを行うことでライブ配信を支援します。

これにより、専門的な技術・知識を持ったスタッフを現地に派遣する必要なく、安価にライブ配信を実現できます。

ライブ配信とは、動画プラットフォームで映像・音声をリアルタイムに届ける、いわゆる生放送のことです。

新型コロナウイルス感染症の流行により、ライブ配信に取り組む企業が増えています。

企業では、商品発表や、セミナー、採用説明会、社内紹介などで活用されています。

ライブ配信は、主催者と視聴者がリアルタイムにコミュニケーションできること、情報を伝えやすいこと、イベント開催などのコストを削減できること、集客しやすいことなどのメリットがあります。

また、地方企業にとっては、現地に来てもらう必要がないというのは大きなメリットであるため、ライブ配信と地方企業にはシナジーがあると考えられます。

一方で、ライブ配信はスマートフォンひとつではじめられますが、それでも最低限の機材と一定以上の知識・経験・技術が必要となるため、とくに地方の中小企業などではライブ配信したくてもできないというケースがあります。

そのためライブ配信を支援するサービスのニーズは今後高まっていくと予測されます。

動画は情報量が多いメディアとしてデジタルマーケティングにおいて注目されています。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるSNSやインターネットを活用したマーケティング・ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ Emer アントレプレナーシップ学部 サポート ライブ ライブ配信 中小企業 動画 地方 学校法人 学生 支援 映像 株式会社 武蔵野大学 設立 起業 遠隔 配信
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

有翼式再使用型ロケットを開発する「SPACE WALKER」が「JAXA」から資金調達
2023年4月20日、株式会社SPACE WALKERは、2023年4月に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から資金調達を実施したことを発表しました。 2022年4月に実施されたJAXA…
地域ビジネスのための顧客データ収集・連携・活用プラットフォーム「Horai」提供の「scheme verge」が資金調達
2022年5月10日、scheme verge株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社サンケイビルと、三菱UFJキャピタル株式会社が運営するファンド(三菱UFJキャピタル…
太陽光発電システムの第三者所有サービス「シェアでんき」運営の「シェアリングエネルギー」が3.6億円調達
2022年8月19日、株式会社シェアリングエネルギーは、総額3億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、全国の地銀系ベンチャーキャピタル複数社です。 また、直近では、2022…
法人カード「UPSIDER」が電子帳簿保存法に対応
2023年6月1日、株式会社UPSIDERは、法人カード「UPSIDER」が電子帳簿保存法(電帳法)に対応したことを発表しました。 UPSIDERは、成長企業向けの法人カードサービス「UPSIDER」…
【市村清新技術財団】「新技術開発助成」中小企業の革新的な技術開発を最大2400万円助成
公益財団法人市村清新技術財団は、第115回(2025年第1次)「新技術開発助成」の公募について発表しました。 独創的な新技術の実用化を狙いとした助成事業です。基本的技術の確認が終了し、実用化を目的にし…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集