創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年2月2日建機レンタル業界向けDXサービスを提供する「SORABITO」が資金調達
2023年2月1日、SORABITO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、パーソルホールディングス株式会社の100%子会社であるパーソルベンチャーパートナーズ合同会社です。
SORABITOは、建機レンタル会社向けオンラインレンタル機能構築支援クラウド「i-Rental 注文アプリ」、建機レンタル会社向けクラウド型業務支援ツール「i-Rental 受注管理」、建機レンタル会社向けAI経営分析「i-Rental AI」、建設業界専用のクレジットカード「建設スマートカード」を提供しています。
今回の資金は、サービスの企画・開発・拡販を担う人材の採用に充当します。
建機レンタル業界は、油圧ショベル・ブルドーザー・クレーンなどの建設機械を貸し出すビジネスを展開する業界です。
建機は大きな機械であるため保管場所のコストがかかります。さらに機械そのものも高価であるためレンタルのニーズが高く、国内において使用されている建機の約6割はレンタルとなっています。
また、この業界の業績は国内の土木・建設業界と比例しており、近年は自然災害に伴う復興やインフラの再整備などの需要があり堅調に推移しています。
近年、さまざまな業界でデジタル化による業務効率化が行われています。建機レンタル業界においてデジタル化のニーズが高い業務のひとつに受発注業務があります。
建機レンタル業界におけるレンタルの受発注は主に電話で行われています。
建設現場は24時間稼働している現場もあり、夜中に建機を注文したいケースがあります。しかし、一般的に電話注文は営業時間内しか受けつけておらず、注文が集中する時間帯もあるため、受注側・発注側双方に時間と手間がかかることが課題となっていました。
SORABITOは、この建機レンタル業界における受発注を中心としたデジタル化を推進するため、「i-Rental 注文アプリ」など建機レンタル業界向けサービスを展開しています。
効率化はどの企業でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、効果的なシステムやツールを選定・導入するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI DX SORABITO Web注文 アプリ オンライン化 レンタル 受注 受発注 建機 建設 建設機械 株式会社 業務支援 注文 発注 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年1月13日、TOWN株式会社は、3億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、モバイル・インターネットキャピタル株式会社です。 TOWNは、サブスク請求管理SaaS「…
2020年4月15日、グローウィン・パートナーズ株式会社は、新型コロナウィルスの感染拡大防止による緊急事態宣言の影響により、事業計画の見直しや減損検討などが迫られる上場企業の経営企画部門・経理財務部門…
2023年6月19日、freecracy株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 freecracyは、ラボ型開発事業、ATS/HRIS SaaS事業、HiringTechプラットフォーム「…
平成30年3月26日、atama plus株式会社は、約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIを活用した教育サービス「atama+」を開発・提供しています。 AIを活用し、生徒の理解度や…
2022年3月23日、jinjer株式会社は、総額約51億円の資金調達を実施したことを発表しました。 jinjerは、バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャー」シリーズを提供しています。 人事労…
大久保の視点
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…