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創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2019年8月8日 解説入り【8月08日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
8月8日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。
みずほ、中小の事業承継でM&Aキャピタルと提携
みずほ銀行がM&A仲介のM&Aキャピタルパートナーズと提携します。みずほ銀行が承継ニーズのある顧客企業をM&Aキャピタルに紹介し、成約した場合のみ報酬の一部を受け取る形です。ニーズが高いものの、成約までに時間とコストがかかるため十分な対応できていなかった、中小企業の事業承継を促す狙いがあります。
M&Aキャピタルがメガバンクと提携するのは初とのこと。承継やM&Aを考える企業が年々増加する中、ニーズをいかに掘り起こすかに課題がある現状です。豊富な顧客層を持つメガバンクの紹介により、中小企業の事業承継が活性化していきそうですね。
エアモビリティのAirX、総額約1.3億円の資金調達
エアモビリティの交通プラットフォームを開発する株式会社AirXが、近鉄ベンチャーパートナーズ株式会社、マネックスベンチャーズ株式会社などを引受先として、シリーズAラウンドで総額約1.3億円の第三者割当増資を達成しました。
同社はテクノロジーを駆使して、小型航空機による中距離の移動をリーズナブルな価格で提供するサービスづくりを行っています。
すでにヘリの即時予約と運賃の低価格化を可能にした、ヘリ手配オンデマンドシステム「AIROS(エアロス)」を構築しており、同サービスの利用者数は4000人に上ります。資金調達により、関東から全国への運航エリアの拡大に加え、航空会社との連携による在庫拡充、エンジニアなどの人材採用を進めます。
ドローン開発など、「空」の領域を開拓する企業がどんどん増えていますね。これまで空の領域の活用が進まなかったのは、システムの開発や航空機の運用に多大なコストがかかり、取組む企業や利用者が限られていたことが一因です。
AirXのように、まず価格破壊を狙う企業が先陣を切って革新的なサービスを生み出すことで、空を手軽に利用できる社会に近づきそうです。
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大久保の視点
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