創業手帳が選ぶ起業経営ニュース 2019年9月6日 解説入り 創業手帳編集部 【9月6日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ 9月6日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 教育機関のIT化進む スタートアップにもチャンス 学校教員の業務をIT化する動きが広がっています。教員の勤怠情報や児童・生徒のデータをICカードで管理するサービス(内田洋行)、月間予定や職員の名簿を監理できるサービス(サイボウズ)など。 教育機関は一般企業に比べて、勤怠の管理などIT化の進みが遅いと言われており、働き方改革がようやく進み始めています。 教育領域の効率化を図るサービスは、新興企業にとってもチャンスがある分野です。例えば、7月に開催された第119回かわさき起業家オーディションで登壇した株式会社ICは、教育者向けの教材集約サイト「Ecommons」の開発・運用で教員の教材づくりの手間を削減に挑んでいます。今後、教育領域にメスを入れるスタートアップが増えそうな予感ですね。 データ活用支援でソフトバンクが新会社設立 ソフトバンクが、博報堂や英半導体設計大手のアーム・ホールディングス傘下企業と組んで、ビッグデータを用いたマーケティングを支援する事業を展開する新会社「インキュデータ」を設立しました。ソフトバンクや博報堂が持つビッグデータと顧客が持つデータをかけ合わせて効果的なマーケティングを行えるようサポートするなど、データ活用が進まない企業を後押しします。 データの蓄積・分析・活用は、今後全ての企業にとって成長を左右する必須対策項目となることが予想されます。大手企業の力を借りて精度を上げる、という選択肢を提供する画期的な事業ですね。 調剤薬局M&A仲介のCBP、千葉の老舗薬局と提携 調剤薬局のM&Aを仲介するCBパートナーズが、千葉の岩渕薬局と提携しました。CBPはこれまで個人薬局を大手チェーンに売却するサポートをしてきました。薬局の経営状態や、薬剤師の育成などにノウハウを持つ岩渕薬局と提携することで、事業譲渡を検討する薬局を大手企業に斡旋する足がかりを作るねらいがあります。 事業承継のニーズが高まっている個人薬局の救済に繋がりそうです。 カテゴリ トレンド 関連タグ ニュースまとめ 働き方改革 博報堂 教育 この記事を読んだ方が興味をもっている記事 【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説 クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた 有限会社とは?なぜもう設立できないのか? 一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット 【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説 【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説 トレンドの創業手帳ニュース 【農林水産省】食料システム法に基づく計画認定制度の運用等が開始 (2025/10/20) 【経済産業省】令和7年台風第22号に伴う災害に関する被災中小企業・小規模事業者支援措置 (2025/10/14) 2025年10月7日(火)分 青果物(野菜・果実)の卸売価格速報値 (2025/10/9) 【農林水産省】食料システム法に基づく計画認定制度の運用等が開始 (2025/10/2) 「中小企業新事業進出補助金」第1回公募補助金交付候補者が採択 (2025/10/2) 中小機構アクセラレーションプログラム「FASTAR」第13期の支援先が決定 (2025/10/1) 「能登半島地震復興支援ファンド」による債権買取の第2号案件となる投資が実行 (2025/9/30) 日商・東商調査 BtoB中心の免税事業者の8割がインボイス制度導入をきっかけにインボイス登録 (2025/9/30) 日本商工会議所「令和8年度税制改正に関する意見」を公表 (2025/9/19) 2025年9月8日(月)分 青果物(野菜・果実)の卸売価格速報値 (2025/9/10) キャンペーン 女性対象 有望企業 トレンド 便利なサービス イベント 制度改正 公募 関連するタグのニュース 中高生向けプログラミング教育事業展開の「ライフイズテック」が15億円調達 2019年11月15日、ライフイズテック株式会社は、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 中高生向けのプログラミング教育事業を展開しています。 今回の資金は以下の取組みに充当されます… サイバーセキュリティ関連の実戦的な専門人材とトレーニングを提供する「サイバーコマンド」が資金調達 2023年10月2日、サイバーコマンド株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 出資者は、合同会社PKSHA Technology Capital Inc.と株式会社松尾研究所の子会社である… 「フューチャーベンチャーキャピタル」がAI教育や研究開発事業を展開する「Morning Project Samurai」に出資 2022年6月6日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、株式会社城南未来ファンド他と共同で設立した「しらうめ第1号投資事業有限責任組合(城南創業支援ファンド)」より、Morning Proje… 体力テストデジタル集計システム「ALPHA」を提供する「Pestalozzi Technology」が1.4億円調達 2023年5月30日、Pestalozzi Technology株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 体力テストデジタル集計システム「ALPHA」を開発・提供して… 株式会社Medi-LX 池辺諒|医療教育サービス事業で注目の企業 医療教育サービス事業で注目なのが、池辺諒さんが2019年11月に創業した株式会社Medi-LXです。 高齢化社会や世界的なパンデミックなど、今後ますます医療人材の育成が求められる時代に突入します。 特… 大久保の視点 明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT 2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各… (2025/3/14) 日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞! 日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし… (2024/12/4) 国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート! パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav… (2024/10/9) 創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら 注目のニュース SPONSORED 【創業手帳会員様限定】「弥生会計 Next」有償プラン最大63,000円分プレゼント!弥生グループイン記念キャンペーン SPONSORED 【2025年10月1日から開始】クラウド会計ソフト「弥生会計 Next」スタート応援キャンペーン SPONSORED 【宮城県気仙沼市】「気仙沼市創造的産業復興支援事業費補助金」(6/25締切) 最新の創業手帳ニュース 傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する「Nature Innovation Group」が3.5億円調達 (2025/10/24) AIソリューションを提供する「Unseed」が資金調達 (2025/10/24) CO2排出量可視化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を提供する「アスエネ」が資金調達 (2025/10/24) 東京都中小起業制度融資要項が改定 (2025/10/24) 「女性経営者等の活躍促進事業」セミナー参加者募集中 (2025/10/24) 【東京都】スタートアップの成長に向けた採用・組織構築支援事業「Tokyo Startup Talent」個別支援プログラム(第1期)の公募開始 (2025/10/23) 「小規模事業者持続化補助金活用事例紹介」移住者が始めた自家焙煎珈琲のカフェ~地域密着から地域貢献へ (2025/10/23) 【国税庁】年末調整がよくわかるページ(令和7年分) (2025/10/23) 縦型ショートコンテンツを主軸とするデジタルIPスタジオ「QREATION」が10億円調達 (2025/10/23) 光量子コンピューターを開発する「OptQC」が15億円調達 (2025/10/23) 記事についてのお問い合わせはこちら 創業時に役立つサービス特集 資金繰りが間に合わない。資金繰り悪化中の苦しいピンチを乗り越えるための資金調達法 起業・創業したてで起こりやすいトラブルは?リスクを未然に防ぐ安い顧問弁護士も紹介 クラウド会計ソフトで面倒な会計業務を効率化 場数を踏んだ公認会計士だから知っている 黒字倒産回避と節税対策 ビジネスローン審査落ちした際の対処法は?4つの資金調達方法を比較 担当者が解説!PayPay銀行の法人口座開設に必要な書類・審査基準のポイント 注目インタビュー記事 Deepwork 横井 朗|高額の資金調達をせずともSaaSは作れる! クラウドワークス 吉田浩一郎|働き方が劇的に変わる今、M&Aで新たな時代を一緒に作る仲間を増やしたい Finatextホールディングス 林 良太|遅れた日本の金融を“サービス”として再発明していく マツリカ 黒佐英司|スタートアップこそ知見やデータを蓄積してくれるCRMを導入すべし レストレーション 森脇 暉|地域に情熱を吹き込む!次々地域を蘇らせる・若き起業家の新たな挑戦 インフォマート 中島健|BtoB・DX領域のパイオニアとして日本の全業界を変える
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2019年9月6日 解説入り【9月6日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
9月6日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。
教育機関のIT化進む スタートアップにもチャンス
学校教員の業務をIT化する動きが広がっています。教員の勤怠情報や児童・生徒のデータをICカードで管理するサービス(内田洋行)、月間予定や職員の名簿を監理できるサービス(サイボウズ)など。
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教育領域の効率化を図るサービスは、新興企業にとってもチャンスがある分野です。例えば、7月に開催された第119回かわさき起業家オーディションで登壇した株式会社ICは、教育者向けの教材集約サイト「Ecommons」の開発・運用で教員の教材づくりの手間を削減に挑んでいます。今後、教育領域にメスを入れるスタートアップが増えそうな予感ですね。
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