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2025年1月29日Mytreya 稲垣 正|未来の自分を作るエイジング化粧品「Mytreya」で注目の企業
外見の変化がもたらすメンタルヘルスの不調は深刻で、特に「老化」は誰しも避けて通れません。
株式会社Mytreyaは、最先端の特許浸透技術を用いたエイジング化粧品を開発・販売する会社です。有効成分の浸透率を高め、肌深部まで届くことを可能とした科学技術により、老化に伴うシワやしみなどさまざまな肌悩みを解決に導きます。
同社が手掛けるエイジング化粧品ブランド「Mytreya」の魅力と、プロダクトや創業にまつわる思いについて、代表の稲垣正さんにお話を伺いました。
・このプロダクトの特徴は何ですか?
国立大学と共同研究を行っている最先端の特許浸透技術「nanoPDS(ナノ・パーティクル・デリバリー・システム)」を採用しています。
ヒト臨床試験で科学的に肌を4歳若返らせることを実証するに至った画期的な技術です。
人間の肌表面には皮脂膜および角質間の細胞間脂質によるバリア機能があります。
これまでは、このバリア機能により水溶性成分であるビタミンCやNMNは肌表面に留まってしまっていました。
また分子量500ダルトンより大きな成分であるコラーゲン(30万ダルトン)や高分子ヒアルロン酸(200万ダルトン)も、これまでは肌表面に留まってしまっていました。
nanoPDSはアンチエイジング成分をオイルでコーティングした後に無水化、分子量も500ダルトン以下にすることが可能で、肌のバリアをスムーズに通過させ、成分を皮膚の深い部分まで届けることができます。
これにより成分の効果を大幅に向上させ、アンチエイジングを科学的にも証明可能な新たなステージに引き上げています。
・どのような方にこのサービスを使って欲しいですか?
私たちが共有する最大の理念は「人を大切にする」ということです。
内部顧客である従業員やスタッフ、取引先はもちろんのこと、外部顧客であるお客様に対しても同様です。
ですから、普段から美容意識が高く、より美しくありたいと自分を大切にする方に、ご利用いただきたいです。ブランド名にもその思いを込めています。
Maitreya(マイトレーヤ)は日本語で弥勒菩薩(みろくぼさつ)です。仏教の世界では「未来仏」“新しい未来をつくる”お釈迦様の生まれ変わりという意味があります。
マイトレーヤ(Maitreya)のスペルは“Mai”ですが、ブランド名Mytreyaは“My”にしています。「自分で」新しい自分を作り出す、という意味を込めました。
「不安を感じている方にもう一度新しい自分に美しく生まれ変わってほしい。」
「新しい自分と出会い自信を持って美しく輝いてほしい。」
人を、自分を大切にする方に私たちの思いが届けばと思います。
・このサービスの解決する社会課題は何ですか?
解決できる社会課題は老化によるメンタルヘルスの問題です。
私たちは、老化に伴うシワ、しみ、毛穴のひらき、たるみ、くすみなど、世界中の人々が直面する肌のお悩みを解決します。
これらは単に外面的な問題ではありません。
外見がメンタルヘルスに影響を与えているという事実は心理学など多くの研究でも明らかとなっています。世界的な高齢化に伴い、老化による外見の悩みがメンタルヘルス問題に繋がるケースが増加しています。
こうした課題に対処することは、個人だけではなく社会全体の幸福度向上にも寄与するものだと考えています。
私たちは化粧品で人を幸せにできると信じています。
・創業期に大変だったことは何ですか?また、どうやって乗り越えましたか?
スキンケアという飽和した市場で、認知度の低い技術を認知度の低いメーカーがオンライン販売するということです。
商品には絶対の自信がありましたが、オンラインではお客様に手に取っていただくこと自体がそもそもできませんでした。
私自身が講演会をしたり、企業へ出向いてnanoPDS技術を伝えることで、オフラインではそれなりの成果が出ていました。
そこでD2Cに強いチームが別事業で活躍していることを知り、お招きしました。
nanoPDSの技術がすごいことはもちろんあったと思いますが、理念に共感してもらうことで私たちのビジネスに参画が決まり、いわゆるデジタルマーケティングの強化を行いました。
オンラインならではの新しい知見やノウハウを取り入れ、これまでとは違ったチャレンジを続けています。
乗り越えたというよりは、道半ばという感じでこれからもっと上を目指していく過程ですが、それぞれの役割分担を明確にし、各々が責任を持って取り組む組織が作れるかどうかが鍵になると思います。
・今後、どのような会社、サービスにしていきたいですか?
世界に展開し、ブランド価値を高めていくことを目指しています。
その為に常に新しい“本当に良い”商品の開発とサブスクを活用したサービスを展開したいと思います。
・今の課題は何ですか?
nanoPDSという革新的な技術とMytreyaという企業の認知度の向上です。
新しい技術の市場を開拓するという、大手メーカーでも難題であることに取り組んでいる自覚はあります。
ですが世界で見れば技術革新は小さな無名の会社からも起きています。
私たちのワクワクするような世界に向けたチャレンジを応援してくれる人たちと共に、これからも努力して参ります。
・読者にメッセージをお願いします。
お読みいただきましてありがとうございます。
私たちMytreyaは、今までになかったものを創り出し、すべての人に希望を与えられるような、新しい未来、新しい自分を生み出す製品をこれからもお届けしたいと考えています。
使用された方に本当に喜んで頂けること、それが私たちの願いです。ご興味を持っていただけるようでしたら、Mytreyaのことを調べていただければ幸いです。
そして私たちがこれからどうなっていくのか、追いかけていただけると嬉しいです。
会社名 | 株式会社Mytreya |
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代表者名 | 稲垣 正(いながき ただし) |
創業年 | 2024年2月 |
社員数 | 1名 |
事業内容 | エイジングケア製品を中心とした化粧品の開発・販売 |
サービス名 | エイジング化粧品ブランド「Mytreya」 |
所在地 | 大阪府 |
代表者プロフィール | 三重県津市生まれ。地元の高校を卒業後、医療機器メーカーに入社。1992年に同メーカーの社長に就任する。特定非営利活動法人 日本がん学校の理事長や、一般社団法人次世代吸収研究会 専務理事としての活動を経て、2024年に株式会社Mytreyaを設立。国立大学と共同研究を重ねて年齢化粧品の開発や販売をしている。 |
カテゴリ | 有望企業 |
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関連タグ | Mytreya エイジングケア エイジング化粧品 化粧品 稲垣正 |
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