注目のスタートアップ

アカリンク合同会社 相馬正伸|IT・DXコンサルティング、導入支援の事業展開で注目の企業


中小企業を中心にした、IT・DXコンサルティング、導入支援の事業展開で注目なのが、相馬正伸さんが2018年に創業したアカリンク合同会社です。

DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が一般的になってきた現在、様々な企業や事業者がデジタル化推進に力を入れ始めています。
特に大企業(従業員500名以上)では、部分的にでもDX化に取り組んでいる割合が約7割に達しているといいます(内閣府「令和3年経済財政白書」より)。
しかし同資料によると、中小企業でDX化に取り組んでいる割合は1割弱と、まだまだ少ない状況です。

DX化が中小企業で進まない要因はいくつも考えられます。例えば導入に際してのノウハウや人材不足、導入することで得られる良点のイメージが具体的に湧かない、使いこなせないのではないかという不安、導入コストが高い、等々が挙げられるかと思います。

「DX」は単なるデジタル導入やデジタルへの置き換えを意味する言葉ではありません。
製品やサービスやビジネスモデルそのものを変革し、組織の在り方や業務の進め方やプロセス、企業風土をより良いものに変え、顧客の満足度を高め、世界規模での競争力を高めていく、トータルソリューションの一端を担うものとも捉えられるキーワードです。
つまり、企業体質を変え、生産性や競争力や変化への対応力を高め、CS・ES向上をも促進し、良い人材確保の足掛かりにも繋がり、結果、企業の成長を底上げするという一連のストーリーを実現させていくのがDXと言えるでしょう。

本来なら、中小企業にこそこうしたDX化の浸透が必要であるにもかかわらず、普及が進まないという現実は非常に残念な状況です。

このような状況を打破すべく、中小企業を中心にDX化支援を行うある起業家に注目が集まっています。

アカリンク合同会社の相馬正伸さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

DX(デジタルトランスフォーメーション)、という言葉を聞いたことはありますか?
聞いたことはあるけれど、「自分とは関係ないし…」と思い込んではいませんか?

DXは、データやデジタル技術を駆使して、ビジネスに関わるすべての事象に変革をもたらすことです。
効率を良くするだけでなく、今まで存在しなかった製品やプロセスを生み出し、働き方や企業の在り方すらも見直すことが可能になる、それがDXの力であり、すべての方に関係があります。

しかし現在、日本のDX化は危機的状況にあります。このままでは、世界から取り残されてしまう可能性すらあるのです。
そのような重要な取り組みにも関わらず、まだまだ浸透していないのが現状です。積極的に取り組み、改善をしていけば、10年後、20年後…も強い体質のまま生き続けることができるのです。

とはいえ、どのようなことから取り組んで良いかわからないかもしれません。
弊社は、そのような課題を解決するために経営者と共に寄り添いながら共に経営を盛り上げて、ゼロからはじめる「中小企業のDX化」を丸ごとサポートしております。

・どのような方にこのサービスを使って欲しいですか?

DXは費用もかかりそうと思われるかもしれませんが、安価なツールを利用して取り組むこともできます。

さらに弊社はIT導入補助金を利用できるIT支援事業者となっています。
IT導入補助金を使って、様々なITツールを組み合わせて最適なソリューションを行なっています。また、ITツールだけでなく、コンサルティング、導入支援、保守まで一括でサポートしております。

DXをはじめたいが予算が確保できない、スキルがないので不安、DXを進めているが課題の対応ができずに滞っている企業様など、お気軽にご相談ください。

・このサービスの解決する社会課題は何ですか?

経済産業省のDX白書には、『2025年までにDXに取り組まなければ、企業は存続できない』と記載されています。
しかし現在、本格的にDXに取り組んでいるのは一部の先進的な企業のみでしかありません。

加えて『IT人材は2025年までに30万人、2030年には80万人不足する』という予測にもかかわらず、デジタル教育は始まったばかり。不足人材を補うこともできずにいます。

日本の経営者は「うちの会社はITリテラシーが低くてねえ」と平気で言いますが、海外でそれを言ったら「うちの会社はだめだ」と公言しているようなもの。会社のトップですらITやDXの重要性を全く認識していないという事実に、危機感を募らせています。このままでは、日本は衰退していくしかありません。

86%
この数字が何を意味するか、想像できますか?

世界的に有名なコンサルティング会社・ボストンコンサルティンググループ(BCG)が「デジタルトランスフォーメーションに関するグローバル調査」で発表した、「DX導入失敗の確率」なのです。

この数字が表しているように、DXは失敗しやすいものです。逆に、失敗の原因を取り除けば、成功する確率が上がるともいえます。

これまで、弊社も失敗を多く重ねてきました。そしてそれを乗り越えてきました。
その経験から失敗の原因には、いくつかのパターンがあることがわかっています。

その失敗パーターンを取り除いて、成功へ導く企業を増やすことによって、日本企業のDX化が進みます。
そして、海外に負けない企業の土台ができ、何十年も継続できる企業に変革できます。

DXによって、企業を活性化でき、日本の元気を取り戻せると考えております。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

複数のIT企業で20年、企画から運用、プロジェクト管理と幅広くシステムに携わり、携帯電話もパソコンもない時代から今に至るまで、システムの変遷とともに仕事をしてきました。
しかし、会社員だった時は大企業だったこともあり、まったく危機感を感じていなかったのです。

独立し、中小企業の方から相談を受ける立場になり、DXの危機的状況を目の当たりにして、「この状況は本当にまずい」「なにかできることはないか」と強く思うようになりました。

それから、DXコンサルタントとして、中小企業の手助けをできると思い活動をしてみると、
「DXって、何?」、「必要なのは大企業でしょ?」、「対策はシステム部がやるんでしょ?」と言われる一方です。
DX化をやらなければならないといった認識が全くされていませんでした。

そこで、DXという言葉をなるべく使わないようにしました。DXという言葉が難しく思えるため、取り組むことに抵抗があると思ったからです。

それからは、目的や課題を解決するために、「ITを活用して改善することを行いましょう」と提案しました。やっていることは同じでも、「目的が達成する」、「課題が解決する」ということでしたら何の抵抗もなく取り組んでもらえようになりました。

・今後、どういう会社、サービスにしていきたいですか?

DXというと、どうしてもITが苦手な企業は躊躇してしまいます。
しかし、目的達成や課題を解決するために、うまくITを利用することを提案していきたいと思っています。

はじめてDX化やIT化を取り組む中小企業の案内役として、「入口から道しるべを経て、ゴールへと導く」中小企業の発展のために力強くサポートしていく活動をしていきたいです。

・今の課題はなんですか?

DXという言葉がまだまだ浸透してないので、自己紹介で「DXコンサルタント」といっても何をやっている人なの?とよく言われます。
このように、DXがまだまだ認知されていない状況を変えて行きたいと思っています。

そのために、『超DX仕事術』(サンマーク出版)という書籍を出版しました。ここには、DXとはなんぞや?からDXスキルを上げる取り組み方、そして近未来の働き方までを書いています。

個人でも小さな会社でも自分ごととしてDXを認知し、取り組みはじめるきっかけになれば幸いです。

・読者にメッセージをお願いします。

「DX、自社にも必要そう…導入を検討してみようかな?」
と思ってくださった方、はじめるならばぜひ、「S×3sマインド」で進めることをお勧めします。

「S×3sマインド」とは、
小さく始めて(Small Start)、
小さな成功体験(Small Success)を
少しずつ積み重ねる(Small Stack)

「できるなら全部一度に変えたい」、その気持ちはわかります。でも、スライムしか倒せない状態ではラスボスはおろか次の街にもたどり着けません。それはDXも同じです。
小さな成功体験を積み重ねることで自然とレベルがアップし、次のステップに進むことができるようになります。まずは、気軽に取り組んでみてはいかがでしょうか。

会社名 アカリンク合同会社
代表者名 相馬正伸(そうま まさのぶ)
創業年 2018年7月
社員数 1名
資本金 1,000,000円
所在地 111-0036 東京都台東区松が谷2-5-4
サービス名 IT・DXコンサルティング、導入支援
事業内容 :DX戦略立案 社外CDO(Chief Digital Officer)、IT・DXコンサルティング、導入支援 WEB・ECサイト分析・制作
代表者プロフィール アカリンク合同会社代表。DXコンサルタント。
1972年東京都葛飾区生まれ。
これまで、IT歴25年で延べ3万人以上のITについての相談にのり、合計100億円以上のシステム導入に携わる。現在は、経済産業省認定のIT導入支援事業者として、ITツールを50以上取り扱い、DX化の推進を行っている。2019年、一般社団法人協会総研の理事に就任し、企業だけでなく協会のIT化にも力を入れる。
高校の入学祝いで、当時最先端だったNEC PC-8801を購入してもらいITに興味を持つ。大学卒業後、富士通で医療システムの開発を約10年間行う。ウィルコムで社内SEとして、社内システム導入、システム監査、保守・運用など幅広くシステムを担当。ソフトバンクと統合した後、システム企画部門で社内業務改善や大規模な社内システム統合プロジェクトに携わる。
会社員時代はエンジニアにもかかわらずプログラミング能力がなく、生産性も悪いと罵られたダメリーマン。それを補うためにITツールを活用するようになり、便利なITツール探しに没頭する日々を送る。2018年にITコンサルティング会社を設立。経済産業省認定のIT支援事業者、スマートSMEサポーター、デジタル化応援隊のIT専門家にも認定され、企業や個人へIT化サポートを行う。
すべての人がITと共に未来を創造し、普及させることを人生のミッションとしている。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ DX DX仕事術 IT業務改善 アカリンク デジタルトランスフォーメーション 相馬正伸
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ラストワンマイル配送プラットフォーム「CREW Express」運営の「Azit」が3.5億円調達
2022年5月11日、株式会社Azitは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Azitは、ラストワンマイル配送プラットフォーム「CREW Express(クルーエクスプレス…
作業自動化トータルソリューションパッケージ「OKIKAE」など展開の「ASTINA」が3.7億円調達
2022年1月19日、株式会社ASTINAは、総額約3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 作業自動化トータルソリューションパッケージ「OKIKAE」や、IoTデバイス開発・コンサ…
オーダーメイドによるAI・人工知能ソリューション「カスタムAI」を開発・提供する「Laboro.AI」が4社から出資を受け入れ
2022年9月14日、株式会社Laboro.AIは、日本ガイシ株式会社・三井化学株式会社・株式会社ゼンリン・株式会社SCREENホールディングスの4社による出資を受け入れたことを発表しました。 Lab…
医療機関向けスマートフォンサービス「日病モバイル」を開発・提供する「フロンティア・フィールド」が39億円調達
2023年7月4日、株式会社フロンティア・フィールドは、総額39億円の資金調達を実施したことを発表しました。 フロンティア・フィールドは、医療機関向けスマートフォンサービス「日病モバイル」を開発・提供…
エンジニア組織の内製化をワンストップで支援する「Findy0→1」が提供開始
2021年3月23日、ファインディ株式会社は、「Findy0→1(ファインディ・ゼロ・トゥ・ワン)」の提供を開始することを発表しました。 「Findy0→1」は、エンジニア組織の内製化の戦略立案から、…

大久保の視点

IVSの進化・IVS京都2024現地レポート&島川敏明代表インタビュー
今年のIVSは何が違うのか スタートアップの代表的なイベントである「IVS(アイブイエス)」が、7月4日から6日まで京都市で開催されました。IVSの中で実施…
(2024/7/6)
「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」優勝は物流自動化のRENATUS ROBOTICS安藤 奨馬さん:賞金1000万円獲得!
日本最大級のピッチコンテスト「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」が2024年7月5日(金)に開催されました。 優勝(スタートアップ京都国際賞)…
(2024/7/5)
5/30史上初の野音起業フェス優勝は!宇宙ビジネスのBULL宇藤 恭士さん
2024年5月30日、創業手帳主催で野音起業フェスを実行しました。 ショートプレゼン大会「ライトニングトーク東京」を開催いたしました。 このイベントは、オン…
(2024/5/30)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】