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超電導材料・線材・応用製品の研究開発を行う「日本超電導応用開発」が5億円調達

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2025年11月11日、日本超電導応用開発株式会社は、総額5億円の資金調達を発表しました。

日本超電導応用開発は、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)との共同研究の成果である、世界でもっとも細い超電導線の製造技術をコアとしています。

この技術によって超電導の持つ使いにくさを解決し、超電導の実装を容易にすることを目指しています。


ある特定の物質は冷やすことで電気抵抗がなくなります。これを超電導現象といいます。

近年は、安価な液体窒素を使った高温超電導が発見されたことで冷却コストが下がり、実用化が進展しています。また、モーター、変圧器、超電導電力貯蔵装置(SMES)といった電力インフラ機器を中心に研究開発が進んでいます。とくに超電導ケーブルによる送電は経済的なメリットが大きく、世界的に注目されています。

日本超電導応用開発は、超電導導体の極細ワイヤー、製造の量産技術により、超電導の社会実装でボトルネックとなる製造性・損失・冷却負荷・信頼性の課題を一気通貫で解決することを目指しています。

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