注目のスタートアップ

インタレストコマース事業や生成AIデジタルヒューマンを手がける「ULTRA SOCIAL」が資金調達

company

2025年10月20日、ULTRA SOCIAL株式会社は、資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は11.5億円となりました。

ULTRA SOCIALは、インタレストコマース事業や、クリエイタープロダクション「Cue’s」の運営、生成AIデジタルヒューマン「Spaike」を展開しています。

インタレストコマース事業では、インタレストコマースを中心とした新たなTikTokマーケティングエコシステムを提案しています。インタレストコマースはさまざまなコンテンツを通じてユーザーの興味を喚起し購買につなげるモデルです。TikTok Shopの運営、公式アカウントの運用、クリエイターのアサイン、広告運用を通じTikTokにおけるインタレストコマースを支援しています。

「Spaike」は、リアルな対話体験と高度なパーソナライズを実現し、ブランドの価値を向上させるAIパートナーとして機能する生成AIデジタルヒューマンです。カスタマーサポートAI、デジタルコンシェルジュ、バーチャルインフルエンサー、教育・研修アシスタントなど、さまざまなビジネスシーンで活用可能です。


インタレストコマースは、ユーザーの「興味・関心(interest)」にもとづいて商品やサービスを提示し、SNSや短尺動画・ライブ配信などのプラットフォーム上で購買体験を完結させるECの手法です。インタレストコマースは従来の検索・購買フローを短縮し、発見、興味喚起、即時購買を促進させます。とくにEC先進国と呼ばれる中国やその他東南アジア諸国で著しく成長しています。

インタレストコマースの中心は、TikTokにおいて、動画・ライブ・ブランドページを直接購買の入り口として使用するというものです。ユーザー行動(閲覧履歴、視聴データ、参加中のライブ)に応じて個別化されたコンテンツを流し、購入に導きます。とくにレビューやライブの説明、動画によって「興味」を喚起するクリエイティブ設計が重要となる手法です。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Cue's EC SNS Spaike TikTok インタレストコマース クリエイター ソーシャルマーケティング ソリューション デジタル デジタルヒューマン デジタルマーケティング バーチャルヒューマン ブランド プロダクション マーケティング マーケティング支援 ライブコマース ライブ配信 動画 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

組織における関係構築と行動変容を促進する社内イベント・研修サービスを提供する「バヅクリ」が2.5億円調達
2022年11月9日、バヅクリ株式会社は、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 バヅクリは、組織における関係構築と行動変容を促進する社内イベント・研修サービス「バヅクリ」を提…
ディープ・ラーニングによる映像生成技術を開発する「EmbodyMe」が2.3億円調達
2019年9月12日、株式会社EmbodyMeは、総額約2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ディープ・ラーニングを用いた映像生成技術の開発と、それを活用したスマホアプリ「Xpr…
さまざまなキャラクターとチャットができるサービス「キャラAI」を開発する「フラクトライト」が資金調達
2023年7月10日、株式会社フラクトライトは、資金調達を実施したことを発表しました。 フラクトライトは、色々なキャラとチャットできるサービス「キャラAI」を開発しています。 生成AIを活用し、クリエ…
オールインワン型の在庫・販売管理クラウドを無償提供する「Spes」が資金調達
2025年3月3日、Spes株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、エステティックサロン向け顧客管理ソフトなどを提供する株式会社ウィル・ドゥと業務提携したことも併せて発表しました。 …
企業・自治体・大学などと連携してコワーキングスペースを展開する「ATOMica」が資金調達
2025年8月12日、株式会社ATOMicaは、資金調達を発表しました。 株式会社カヤック(面白法人カヤック)、株式会社あきぎんキャピタルパートナーズ、とっとりキャピタル株式会社が新たに参画しました。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集