次世代炭素材料「Graphene MesoSponge」の量産化を目指す「3DC」に「東邦アセチレン」が出資

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資金調達

2026年3月30日、株式会社3DCは、資金調達を発表しました。

引受先は、東邦アセチレン株式会社です。

3DCは、東北大学で発明された次世代炭素材料「Graphene MesoSponge(GMS)」の量産化を目指しています。

GMSは、炭素1原子分の厚みでスポンジのような三次元構造を備えた炭素素材です。柔軟性・多孔性・導電性・耐食性などの優れた性質を併せ持っています。

特に、電池における容量と特性のトレードオフ問題を解消しうる炭素材料として注目されています。

今回調達した資金は、以下の取り組みに活用する予定です。
・量産工場建設に係る設備投資
・GMSの量産プロセス(トンスケール)の確立のための各種研究開発
・顧客評価用・商用化GMSのグローバルへの供給体制の強化
・研究開発人材の拡充と海外パートナーシップの深化 など


リチウムイオン電池はスマートフォン・パソコン・電気自動車など幅広い電子機器を支える基幹技術として普及しています。しかし、過充電や高温環境での発火リスクといった安全面の課題に加え、原料であるリチウムの供給不安や価格変動、さらに充電時間の長さがユーザー体験を制約するなど、現行技術には依然として克服すべき点が残されています。

電子機器の高性能化が進むなか、より大容量で安全性が高く、短時間で充電できる電池への需要は急速に拡大しており、世界各国で次世代電池の研究開発が加速しています。全固体電池やナトリウムイオン電池など、リチウム依存を減らす新技術への期待も高まっています。

こうした状況を踏まえ、3DCは次世代炭素材料「Graphene MesoSponge」(GMS)の量産化に取り組んでいます。GMSは柔軟性・多孔性・高い導電性・耐食性といった特性を併せ持ち、電極材料としてエネルギー密度の向上や充電時間の短縮、安全性の強化に寄与する可能性があります。次世代電池の実現に向け、GMSは有望な素材として注目されています。

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