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バックオフィス代行サービス「オフィス番」を提供する「レジリエント」が4300万円調達

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2025年7月18日、レジリエント株式会社は、総額4800万円の資金調達を発表しました。

レジリエントは、バックオフィス代行サービス「オフィス番」、管理部長代行サービス「オフィス番プラス」、ゼロからのバックオフィス体制構築をマルゴト支援する「オフィス番プレミアム」を提供しています。

「オフィス番」は、月1時間から発注可能なバックオフィス代行サービスです。経験豊富なプロによりバックオフィス業務を伴走支援します。経理、人事・採用、労務、営業事務、総務・秘書、ITなどの業務に対応しています。

今回調達した資金は、バックオフィスに特化したAIエージェントの開発と、サービスの全国展開の加速に活用します。


企業の中核を担う経理・財務・人事といったバックオフィス業務は、組織運営に欠かせない重要な機能です。

しかし、スタートアップや中小企業においては、直接的な利益を生み出さないという側面から、バックオフィス体制の整備が後回しにされる傾向があります。加えて、コスト削減や人手不足といった課題も重なり、多くのケースで経営者自身がこれらの業務を兼任しているのが実情です。そして、経営者が本来集中すべきコア業務を後回しにしてバックオフィスを担うことで、企業の成長スピードが鈍化したり、重要なビジネスチャンスを逸するリスクが生じています。

こうした課題の解決策として、近年注目を集めているのが「BPO(Business Process Outsourcing)」です。

BPOとは、特定の業務プロセスを外部の専門業者に包括的に委託するアウトソーシングの一形態です。経験豊富な人材の活用や最新テクノロジーの導入によって、業務の効率化・最適化が実現されています。そのため、自社でバックオフィス人材を採用・育成し体制を構築するよりも、低コストかつ高品質な業務運営が可能となります。

こうした背景のもとレジリエントは、バックオフィス支援事業を展開しています。また、バックオフィスに特化したAIエージェントを開発することで、顧客企業のさらなる成長に貢献することを目指しています。

創業期はフットワークの軽い運営が求められます。事務作業などをアウトソーシングすることで、企業を成長させることに集中することができます。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

また、円滑に業務を進めるには組織をしっかりと構築することも重要であり、そのための資金調達なども必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、融資やVCから出資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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