【中小企業庁】「中小企業・小規模事業者の受注機会の増大のための支援」

tips

「中小企業・小規模事業者の受注機会の増大のための支援」のご案内です。

国は、中小企業者の官公需の受注機会を増大するために、「官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律」に基づいて、中小企業者向けの官公需契約目標や目標達成のために実施する各種取組を内容とする「中小企業者に関する国等の契約の基本方針」を毎年度閣議決定し、公表しています。

国や独立行政法人、都道府県、市町村等はこの基本方針を踏まえた発注を行うことにより、中小企業・小規模事業者の受注機会を増大させるための措置を講じています。

支援内容

情報提供

中小企業庁が運営する「官公需情報ポータルサイト」では、国や独立行政法人、都道府県、市町村等がホームページ上に掲載している入札情報を収集し掲載しています。検索キーワード、入札件名、機関名、地域等を指定することで、入札情報を検索することができます。事前に検索条件を設定することで更新情報の通知をメール等で受けることもできます。

官公需適格組合

事業協同組合等の中で特に官公需の受注に対し意欲的であり、かつ、受注した契約は十分に責任をもって実施し得る組合であることを中小企業庁(各地方経済産業局)が証明する「官公需適格組合制度」が設けられています。

官公需適格組合は競争契約参加資格審査に当たって、総合点数の算定特例を受けることができる場合があります。


官公需とは、国や地方公共団体などの公的機関が物品やサービスを調達する「公共調達」の総称です。

官公需は、中小企業支援の柱となっています。具体的には、官公需法に基づき、政府は中小企業の受注機会を増やす方針を毎年閣議決定しています。

入札に参加するには「統一資格審査申請」などの手続きが必要です。資格審査によりA〜Dランクに格付けされ、参加可能な案件が決まります。

中小企業にとって官公需は、いくつかのメリットがあります。まず第一に、観光庁は支払能力が高く、契約履行が安定しているため、継続的な収入源となることが挙げられます。また、景気変動の影響を受けにくく、事業の安定化に寄与します。

さらに、官公需の受注実績は企業の信頼性向上にもつながります。また、大規模案件への参加を通じ、技術力や業務遂行能力の向上にもつなげることができるでしょう。

ほかにも、単独では難しい案件も、官公需適格組合を活用することで参入機会を拡大させることができます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ トレンド
関連タグ 中小企業 中小企業・小規模事業者の受注機会の増大のための支援 中小企業庁 官公需 官公需情報ポータルサイト 官公需適格組合
詳細はこちら

中小企業・小規模事業者の受注機会の増大のための支援(PDF)

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

8/9締切!あなたのやりたいこと実現セミナー「商店街開業プログラム」のお知らせ
東京都と(公財)東京都中小企業振興公社は、商店街で起業したい方などに対し、「商店街開業プログラム(平成30年度 商店街起業促進サポート事業)」を実施することを発表しました。 後継者難、空き店舗の増加な…
【東京都】令和7年度「スタートアップ知的財産支援事業 ハンズオン支援」【助成金最大1500万円】
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和7年度「スタートアップ知的財産支援事業 ハンズオン支援」について発表しました。 優れた技術を有しており、知的財産の意識はあるものの、その活用ノウハウを持たない…
東京都知的財産総合センター(東京都中小企業振興公社)が「重要な技術の知的財産保護に関する特別相談窓口」を開設
2022年10月7日、公益財団法人東京都中小企業振興公社は、重要な技術の知的財産保護に関する特別相談窓口を開設したことを発表しました。 この特別相談窓口では、重要な技術の流出防止を図るための知的財産保…
【東京都】「デジタルツール導入促進緊急支援事業」建設業・運輸業のデジタルツール導入を最大100万円支援
令和6年度「デジタルツール導入促進緊急支援事業」のご案内です。 公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する支援事業です。 建設業・運輸業に該当する都内中小企業等の、新たに導入するデジタルツール購入に…
2023年度「グッドカンパニー大賞」表彰企業が発表
公益社団法人中小企業研究センターは、第57回(2023年度)「グッドカンパニー大賞」の表彰企業を発表しました。 全国の中小企業の中から、 経済的、社会的にすぐれた成果をあげている企業を選び、「グッドカ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集