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自動+手動ハイブリッドのDXソリューション「AutoDate」を提供する「Marsdy」が資金調達

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2025年6月16日、株式会社Marsdyは、資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は6.8億円となります。

Marsdyは、自動+手動ハイブリッドのDXソリューション「AutoDate(オートデート)」を提供しています。

企業ごとに異なる複雑な数値管理業務などを、自動化と人の手によるハイブリッドアプローチで最適化するソリューションです。

今回調達した資金は、プロダクト開発体制の強化、組織基盤の拡充、事業拡大に向けたマーケティング投資に活用します。


近年、業務の効率化や生産性の向上、さらには社会全体のデジタル化への対応を目的として、企業におけるデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが加速しています。

SaaS(Software as a Service)は、インターネットを通じて提供されるソフトウェアサービスであり、ブラウザから手軽に利用できる点や、オンプレミス型のソフトウェアに比べて初期費用や運用・保守の負担が少ないといった利点があります。そのため、近年では多くの分野で、デジタル化を進めるための有力なツールとして導入が進んでいます。

しかし、SaaSの多くは特定の業務や作業に特化して設計されているため、業務全体のデジタル化や、複雑な業務フローの効率化には対応しきれないという課題もあります。

このような課題に対応するため、最近では多くのSaaSがAPIによる外部連携機能を強化しています。それでも、連携だけではカバーしきれない細かな業務も多く、複数のSaaSやデジタルツールを組み合わせて活用する企業では、システムの構築や運用に手間がかかるという悩みが残っています。

こうした背景を踏まえ、Marsdyは数値管理に特化したDXソリューション「AutoDate」を提供しています。このサービスは、デジタルツール間の連携だけでは自動化できない業務について、人の手によるマニュアル対応も含めて支援するという特徴を持ち、現場に即した柔軟な対応を実現しています。

ビジネスのさらなる成長には戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

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カテゴリ 有望企業
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