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建築資材の調達プラットフォーム「MOZUオーダー」を運営する「MOZU」が3億円調達

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2025年5月20日、MOZU株式会社は、3億円の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は6.5億円となります。

MOZUは、建築資材の調達プラットフォーム「MOZUオーダー」を運営しています。

エアコン・給湯器・ユニットバス・キッチンなどの住宅設備を、工務店や業者限定で安価に提供する資材調達プラットフォームです。

資材の受注・配送・請求といった業務をデジタル化し、調達プロセス全体の効率化とコスト削減を実現しています。

今回調達した資金は、「MOZUオーダー」の機能拡充、マーケティング強化、人材採用などに活用します。


建築業界における住宅設備の調達に関する課題は多岐にわたります。

住宅設備(キッチン、ユニットバス、給湯器、空調機器など)は、製品によって製造リードタイムが長く、納品遅延が発生しやすい傾向があります。近年は、半導体不足、原材料高騰、海外工場の停止など外部要因によって、さらに納期の予測が困難になっています。

また、メーカー、商社、施工会社の間で在庫情報が共有されていないケースが多く、必要な製品の在庫確認や発注タイミングが属人的になりやすいという課題もあります。その結果、調達漏れや二重発注が発生しやすい環境になっています。

ほかにも、調達プロセスにおいては、FAX・電話・紙のカタログなど手作業による注文が主流であり、非効率的であるほかヒューマンエラーが発生しやすい状況にあります。

MOZUは、これらの課題を解決するために、資材調達プラットフォーム「MOZUオーダー」を運営しています。

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カテゴリ 有望企業
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