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2025年5月15日法人営業に特化したデータベースプラットフォーム「infobox」を提供する「インフォボックス」が資金調達

2025年5月15日、株式会社インフォボックスは、資金調達を発表しました。
出資者は、セールスインテリジェンスプラットフォーム「ZoomInfo」のCEO Henry Schuck氏と、ソフトウェアマーケットプレイス「G2」のCEO兼共同創業者 Godard Abel氏
インフォボックスは、法人営業に特化したデータベースプラットフォーム「infobox」を提供しています。
市場調査、ターゲットリストの作成、キーパーソンへのアプローチまで、一気通貫で実現できる営業データプラットフォームです。
アプローチすべき企業を可視化することで、買い手と売り手のタイミングやニーズの不一致を解消し、戦略的な新規開拓営業を可能にしています。
ZoomInfoおよびG2との連携を強化し、プロダクト開発体制、データアセット、顧客基盤の拡大に取り組みます。
自社製品やサービスを顧客に届ける営業活動は、企業の成長や収益に直結する重要な業務です。
しかし、営業は個々の営業担当者のスキルや経験に大きく依存する傾向があり、担当者の退職によってノウハウが失われるリスクや、営業力を組織全体で体系化できないといった課題が長年指摘されてきました。このような状態では、持続的な成長を実現することが難しく、企業にとって深刻な問題となっています。
加えて、コロナ禍により営業活動の形態も大きく変化しました。従来の訪問型営業は制約を受け、オンライン営業が主流となりつつあります。これにより、従来の「足で稼ぐ営業スタイル」は限界を迎え、企業は新たな営業手法の構築を迫られています。
オンライン営業では、デジタルツールやテクノロジーの活用が不可欠です。これらを取り入れることで、顧客管理やデータ分析を通じて効果的なアプローチが可能となり、営業活動の効率化と成果の最大化が期待できます。デジタル時代に適応した営業体制の確立は、企業の競争力を維持し、成長を続けていく上で欠かせない要素といえるでしょう。
インフォボックスは、従来の営業現場に見られる閉鎖的な顧客情報管理が、買い手企業への重複した営業接触や非効率な情報提供を招いている点に注目し、この構造的な課題の解消に取り組んでいます。売り手・買い手双方にとってより良い購買体験を実現することで、新たな営業のかたちを目指しています。
営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業ができないかもしれません。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。
また、社内の体制を整備するには資金調達も必要となるかもしれません。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
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