創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年2月13日産後ケア施設「ヴィタリテハウス」を運営する「ヴィタリテ」が資金調達

2025年2月10日、ヴィタリテ株式会社は、5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスです。
ヴィタリテは、産後ケア施設「ヴィタリテハウス」を運営しています。
アートや食事にこだわった環境で、助産師や保育士などの専門家が産後の身体を癒やし、不安やストレスに対するメンタルケアなど心身両面からケアを行う施設です。
また、赤ちゃんの世話や、母乳育児のサポート、環境に慣れるための支援を行い、母子・家族が幸せに新たな生活をスタートできるようサポートを行っています。
通常の産後ケアが0か月~4か月までのところを、「ヴィタリテハウス」では産前から社会復帰を見据えた12か月までを利用可能としています。
今回の資金調達により、都内近県を中心とした施設拠点の増設を加速させます。
核家族化の進展や子どもを持つ家庭の減少などに伴い、子育ての悩みを相談できる環境も減っています。これにより子育てが孤立化し、親の負担感が大きくなっているという課題が生まれています。
こうした中で、産前・産後の時期においてサポートを行う取り組みの重要性が高まっています。
とくに近年社会課題となっているのが「産後うつ病」です。産後うつは、妊産婦の10人に1人前後が経験すると言われており、妊産婦の死亡原因でもっとも多いのが病気ではなく自殺であることが明らかになっています。
近年の社会構造では、産後は母と子の二人きりの生活が中心となり、社会とのつながりが途絶えてしまうケースが目立ちます。こうした環境は産後うつになりやすく、さらにうつ病であることに気づかないことも多いため、深刻な状況にならないよう産後のサポートが必要とされているのです。
ヴィタリテは、上質な環境・サービスを両立した産後ケア施設の運営を通じ、産後の母子のサポートから、社会課題の解決、産後女性のQoL向上に貢献しています。
事業の成長のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | ヴィタリテ ヴィタリテハウス ケア サポート メンタルケア ライフイベント 保育士 出産 家族 専門家 心身 支援 施設 株式会社 母乳 生活 産後 産後ケア 社会 育児 資金調達 赤ちゃん 運営 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年7月27日、空き家活用株式会社は、株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)と、資本業務提携に合意したことを発表しました。 空き家活用は、空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)…
2023年8月23日、株式会社ベター・プレイスは、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベター・プレイスは、「福祉はぐくみ企業年金基金(はぐくみ基金)」の導入設計・サポートや…
2019年10月17日、株式会社カヤックLivingは、「SMOUTオンライン移住相談」をリリースしたことを発表しました。 「SMOUTオンライン移住相談」は、無料で700名以上の地域の人にオンライン…
2023年4月26日、株式会社FACTORY Xは、4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ANRIです。 FACTORY Xは、事業方針や製造工程の生産性・収益性を考慮し、…
2023年4月13日、株式会社Swishは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、営業担当者・積算担当者・デザイナーの見積業務効率化を実現する「Swish」β版の提供を…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…