注目のスタートアップ

AI電話オペレーターによる電話業務の完全自動化サービス「nocall.ai」を開発・提供する「Passionate Genius」が資金調達

company

2023年12月26日、株式会社Passionate Geniusは、資金調達を実施したことを発表しました。

また、「nocall.ai(ノーコールドットエーアイ)」をリリースしたことも併せて発表しました。

「nocall.ai」は、AI電話オペレーターを活用した電話業務の完全自動化サービスです。

従来のコールセンター業務の枠を超え あらゆる電話業務の自動化に利用できるサービスです。

以下の点を特徴としています。
・人間のような自然な対応
・人間を超えるデータ分析・返答能力
・24時間365日対応
・資料請求から瞬時に架電
・オペレーターの人件費の削減
・オペレーターの教育コストの削減、人手不足の解消

Passionate Geniusはほかに、Pythonを使ってデータ分析やデータサイエンスに必要なスキルを学ぶ、協力型のオンライン学習プラットフォーム「TomoCode」を手がけています。


サービスやプロダクトの品質だけでは差別化が難しくなった現在の市場では、顧客満足度(CX)という指標が重要視され、顧客を満足させられる施策が成長につながるものとして認識されています。

こうした中、カスタマサポートの重要性が高まっています。カスタマーサポートは、顧客からの多様な問い合わせ対応を行う部門であり、最適な対応は顧客満足度に大きく影響してきます。

一方、カスタマーサポートは多くの課題を抱えています。たとえば、情報共有の不備によりカスタマーサポートを利用する顧客に悪いイメージを与える、案内をたらい回しにする、適切なサポートができないといったことが課題として挙げられます。

また、カスタマーサポートは電話での対応が多く発生しますが、電話対応はひとりの顧客に対してひとりの人員が必要であり、忙しい部門では人手が必要となります。ほかにも電話は電話を受け取って用件を聞いてからでないと、その用件の重要性を判断できないため、優先順位をつけ効率的に対応するといったことが難しいといった構造的な問題もあります。

こうした電話対応の課題を解決するため、AIを活用し、電話対応を自動化するサービスが高い注目を集めているのです。

顧客満足度の向上が重要視されている中、営業・カスタマーサポートの重要性がさらに高まっています。質の高い営業・カスタマーサポートを提供するためには専用のツールやシステムの導入が有効です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、業務を効率化・最大化させるためのシステムの導入について詳しく解説しています。

また、事業の成長のためには戦略的な資金調達が重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を申し込む際の注意点などを解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB nocall.ai Passionate Genius TomoCode コールセンター ノーコールドットエーアイ 株式会社 生成AI 自動化 資金調達 電話 電話業務
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

自社イベントプラットフォームを構築できるサービス「eventos」などを展開する「bravesoft」と「ピアズ」が資本業務提携
2023年2月27日、株式会社ピアズは、bravesoft株式会社より、CVC事業の第3号案件として、第三者割当増資を引き受け、イベントテック事業に関する資本業務提携したことを発表しました。 brav…
システム運用自動化に特化したプラットフォーム「Kompira」を提供する「フィックスポイント」が資金調達
株式会社フィックスポイントは、資金調達を実施したことを発表しました。 フィックスポイントは、システム運用自動化に特化したプラットフォーム「Kompira」とその支援サービスを提供しています。 アラート…
アート作品の共同保有プラットフォーム運営の「ANDART」が2.8億円調達
2021年9月13日、株式会社ANDARTは、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アート作品の共同保有プラットフォーム「ANDART(アンドアート)」とアート作品のオンライ…
タクシー相乗りアプリ提供の「NearMe」が3億円調達
2019年9月11日、株式会社NearMeは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 タクシー相乗りアプリ「nearMe.(ニアミー)」や、独自のAIにより最適な送迎ルートを実現したシャ…
D2Cフレッシュドッグフード「PETOKOTO FOODS」など展開の「PETOKOTO」が「ベガコーポレーション」と資本業務提携
2021年10月7日、株式会社PETOKOTOは、株式会社ベガコーポレーションと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 PETOKOTOは、ペットライフメディア「PETOKOTO」や、独自の審…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集