注目のスタートアップ

AIを活用した経営管理プラットフォーム「Zaimo.ai」を開発・提供する「Zaimo」が1億円調達

company

2025年2月4日、Zaimo株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Zaimoは、経営管理プラットフォーム「Zaimo.ai」を開発・提供しています。

誰でも簡単に数値(Excel)事業計画の作成や予実管理ができる経営管理プラットフォームです。

AIが提案する事業計画テンプレートを選択し、パラメーターを設定することで予実管理体制を構築することが可能です。

今後、事業計画のパラメーターの自動設定や、自動での予実分析、自動レポート作成を実施できるAIエージェント機能などを開発する予定です。これにより、AIエージェントが経営管理業務全般をサポートする経営管理プラットフォームへと成長させていく計画です。

今回の資金は、「Zaimo.ai」の事業計画作成機能・予実管理機能のさらなる強化、AIエージェントの高度化に充当します。


経営管理とは、企業が掲げる目標を達成するために、人的資源、資金、設備などのリソースを効果的に活用し、最適化や統制を行うプロセスを指します。このプロセスが適切に機能しない場合、目標達成の遅れや失敗が続き、結果として社員のモチベーションが低下し、組織全体が負のスパイラルに陥るリスクが高まります。

企業の規模が拡大するにつれて、管理すべき要素や部門が増加し、業務の複雑さも増します。とくに大企業では、多岐にわたる事業活動を網羅的に把握し、適切にコントロールすることが求められるため、経営管理の難易度はさらに上がります。このような背景から、多くの企業が経営管理を重要な課題として認識しており、効率化や高度化を図るための手法やシステムのニーズが高まっています。

Zaimoはこのような背景のもと、経営管理における事業計画作成や、予実管理、情報共有を効率化するため、AIエージェントを搭載した経営管理プラットフォーム「Zaimo.ai」を展開しています。

Zaimo株式会社のコメント

このニュースを受けまして、Zaimo株式会社よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

Zaimo.aiの事業計画作成機能や予実管理機能のさらなる強化、およびAIエージェントの高度化を推進し、より多くのユーザー様が簡単に経営管理を実施できるようにすることを目的に実施。

・今後の展望を教えてください。

今後は、事業計画のパラメータの自動設定や自動での予実分析/レポート作成を実施できるAIエージェント機能などを開発予定で、AIエージェントが経営管理業務全般をサポートできるようにして参ります。そして、次世代経営管理プラットフォームとしてグローバルでのデファクトスタンダードを目指して参ります。

・読者へのメッセージをお願いします。

起業家や経営管理者の方々がよりやりたい・やるべきことに注力できるよう、経営管理の体験が良いプロダクトづくりに注力して参りますので、応援いただけると幸いです。Zaimo.aiは2週間無料でご利用可能ですので、事業計画作成や予実管理に課題感をお持ちの方はぜひお試しください。また経営管理コミュニティ「ケイカン」も運用しておりますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。

企業・事業の拡大には資金調達が欠かせません。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AIエージェント Zaimo Zaimo.ai テンプレート プラットフォーム レポート 予実管理 事業計画 効率化 情報共有 株式会社 経営管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

買い物代行サービス「ツイディ」運営の「ダブルフロンティア」が資金調達
2020年4月20日、ダブルフロンティア株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、東芝テック株式会社です。 ダブルフロンティアは、地域密着型の買い物代行サービス「ツイディ(twid…
採用イベントのオンライン開催ツール「Bizibl」運営の「Bizibl Technologies」が4,300万円調達
2021年1月19日、株式会社Bizibl Technologiesは、総額4,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 採用イベントのオンライン開催ツール「Bizibl(ビジブル)」を運営…
AIソフトウェアの開発などを手がける「AVILEN」が「大塚商会」と資本業務提携
2023年7月3日、株式会社AVILENは、株式会社大塚商会と、資本業務提携したことを発表しました。 AVILENは、独自開発した技術コアモジュール「AVILEN AI」を活用したAIソフトウェアの開…
Webプロモーションの⽴ち上げに特化したオールインワンサービス「PENTA for StartUps」が正式リリース
2022年10月31日、株式会社Fiveは、「PENTA for StartUps」の提供を開始したことを発表しました。 「PENTA for StartUps」は、企業における新規事業やWebプロモ…
「コムニコ」がTwitter特化型のインフルエンサーキャスティングサービス「ツイビト」を提供開始
2022年7月25日、株式会社コムニコは、新サービス「ツイビト」の提供を開始することを発表しました。 「ツイビト」は、Twitterに特化したインフルエンサーキャスティングサービスです。 訴求したい商…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集